日東電工は省エネ効果が高い窓用のフィルムを開発した。日差しを遮るだけでなく、室内からの熱流出も抑制できるため年間を通じて冷暖房効率が高まる。年間の電気代を最大3割減らせる効果があるという。試験販売を経て、住宅メーカーなどを通じ来秋にも本格販売する。
窓用フィルムは日差しを抑える遮熱性を備えているのが一般的。日東電工が開発したフィルムは室内から放射される熱を閉じ込める特殊な素材を採用した。
同社の試算では開発したフィルムを使わない場合と比べ日差しは約40%カットでき、熱の室外への流出は約35%抑えられたという。
加工賃込みの料金は1平方メートルあたり1万6000円を見込む。住宅やオフィスビルだけでなく、鉄道車両の窓や保冷用のショーケースに使うことも想定。海外での取り扱いも検討している。