オフィス仲介大手の三鬼商事(東京・中央)は6日、9月末の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィスビル平均空室率が8.64%だったと発表した。前月末比で0.01ポイント下がり、6カ月連続の低下となった。賃料は37カ月連続で下落した。

 
 
 

 オフィスの集約を目的とした移転や、耐震性の高いビルへの借り換えがみられたが、米欧景気の減速がテナント企業の心理的な重しとなり需要は勢いを欠く。地区別では港区が前月末比0.40ポイント低い8.98%だった。


 

 大阪市の空室率は11.24%と0.25ポイント低下し、名古屋市も11.84%と0.07ポイント下がった。仙台市は0.18ポイント低い15.87%だった。


 

 ビルオーナーの間では賃料引き下げでテナントを獲得しようとの意識が強い。東京都心5区の平均募集賃料(共益費含まず)は3.3平方メートル当たり1万7056円と、前月比で80円(0.5%)下がった。


 

 三幸エステート(東京・中央)が6日発表した9月末の東京都心5区の空室率は前月末比0.06ポイント低い5.60%と、3カ月連続で下 がった。募集賃料は3.3平方メートル2万785円と前月比で85円(0.4%)上昇した。大阪市の空室率は0.1ポイント高い10.6%だった。