不動産や債券を裏付けに発行される有価証券が証券化商品。これを複数束ねて組成したものを再証券化商品と呼ぶ。リスク特性の異なる証券化商品をまとめることで債権焦げ付きなどの信用リスクを分散できる。ただ商品の仕組みが複雑であるうえ、裏付けとなる資産が分かりにくい。
2008年の金融危機時には投資家が再証券化商品で損失を被る事態が起きた。信用力の低い米個人向け住宅ローン(サブプライムローン)がさ まざまな再証券化商品に組みこまれていたためだ。これをふまえ、12月末から適用される規制では、再証券化商品をリスク資産として計上する割合を現在の2 倍に引き上げる。