大和ハウス工業は26日、屋根に置いた太陽光発電設備で作り出したエネルギーを一部住戸に戸別供給する分譲マンションを建設すると発表した。供給を受けた部 屋の年間光熱費は1992年の省エネ基準で建てたマンションより65%削減可能。戸建て住宅が主流だった太陽光発電住宅がマンションにも広がってきた。

 「プレミスト南千里津雲台パークフロント・パークブリーゼ」(大阪府吹田市、総戸数351戸)は2棟合計で屋根に約800枚(1000平方メートル)の太陽光パネルを設置し、出力170キロワットの電力創出を目指す。分譲マンションが持つ出力量では国内最大級という。


 

 38戸は2.5キロワット分の電力を戸別供給し、生活に必要なエネルギーの大半をまかなう。残りの発電分はエントランスや廊下など共有部に供給。共有部に設けた非常用コンセントにも供給できる。

 

 9月30日に着工し、12年3月から順次発売。詳細な価格は未定だが「38戸は他物件より150万~200万円程度割高」(大和ハウス)という。