世阿弥の風姿花伝(花伝書)の中に
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「時分の花」 の言葉があります。
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10代は10代の花が咲き
20代は20代の花が咲き
30代は最後の花が咲きそして散る・・・・。
ここまでは時の勢いで誰もが咲く花です。
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ここからが新たなる旅立ちです。
もう自然には花が咲かないのですから
老いが始まります
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40才からは時分の花は枯れてるので
それこそ自分の花を咲かせて
行かなくてはいけません。
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それが出来る人と
醜く老いていくだけの人との境目になります。
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今までの時の勢いとは違い
自分の意思や哲学が問われます。
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いかに自分で種をまいて
大切に育てて花を咲かすか
そして美しい真の花咲かすか。
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これを誠の花といいます。
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いつまでも綺麗に咲いててほしい。
いつまでも美しい女性でいてほしい。
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本当の花であれ^^
cosmoの願い・・・。
花がある。
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若さと希望に溢れ才気に富む
そんなときに、
芸を極めているのでもないのに
面白さや、楽しさを発揮する。
そんな勢いのなかで咲く花。
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その花も、そのままでいては
やがて枯れてしまう。
しっかりと育てていけば
やがて本当の花になって、
大輪を咲かせることになる。
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時分の花、それを咲かせることが
出来たら、可能性をもっているとも
いえる。
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だから、その時に、慢心せずに
謙虚に、素直に、更に学ぶことが
大切となる。
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もし、本人が気付かないなら
気付かせてあげることが
大切になる。
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それが、師の役目であり、
親友の友情である。
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可能性を伸ばすチャンス。
それを与えることが、
子供たちには大切であり。
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また、大人にも必要なことなのかな。
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