周りの人たちにたくさん甘えながら。 空をしっかり見上げながら。 | 楽しく行こうよ♪

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足元に転がっている「シアワセ」
                            (24歳 女性 大阪府)


病院で「うつ病」と診断されてから、早5年。
本当は、その1年ほど前から、「そうじゃないのか。」と言う自覚があった。


1人でモヤモヤしながらパソコンで検索し、簡単な病状診断を試す。
そんなことを何度も続けながらも誰にも言えず、


結局耐え切れなくなって病院に駆け込んだのが、
「うつ病」との戦いの始まりだった。



「理解できない…。」
それが家族の最初の思いだった。


毎日毎日動く気力もなく、眠る時間が多くなり、
眠りから覚めるたびに「何で目覚めてしまったんだろう…、


このまま死ねれば良かったのに…。」そんなことを思う日々。
自分はもちろん苦しいけれど、
家族も想像できないほどに苦しめた。



しかし、まず動き出したのは、その家族だった。

本屋で「うつ病」に関する本を買ってきては、
必死に勉強し、病院にも相談に行き、
私の病気と心を理解しようと努めてくれたのだ。


周りの友達も同様だった。

積極的に遊びに誘ってくれたり、
体調のことを気遣ってくれたり…。


そんな支えがあって、少しずつ外出したり、
何かを始めてみようという気持ちになった。



3年ほどたった頃、
犬を連れて散歩をしていた時に、ふと空を見上げた。

とても綺麗で暖かくて、優しい気持ちになれる春。
そんな時間に、久しぶりに「幸せ」だと思えた。


時間が流れてゆく幸せ。誰かと笑える幸せ。
支えてくれる人がいる幸せ…。


空が晴れていることも、
小さな花が咲いていることも…。


病気になる前までは気付かないふりをしていた「幸せ」が、
踏みしめている地面のそこらじゅうに転がっている気がした。



私はずっと悔しかった。
病気になってしまったこと。
長い時間を無駄に過ごしてしまったこと。


自分の時間が何年か前のままで止まってしまっていることが、
悔しくて、情けなくて仕方なかった。

過去をたくさん振り返って、後悔ばかりを繰り返した。



だけど、やっと思えたこと。
この時間が、私には必要だったということ。


昔は辛いことがあっても「自分が我慢すればいい」、
そうやって飲み込んできた。


本当は、それを親身になって聞いてくれる友達、
それを話して欲しいと思ってくれていた友達がいたのに。


そんな私を見て、
胸を痛めてくれていた家族がいたのに。


だけどそれにやっと気付くことができたから、
この時間はきっと神様からの贈り物だったと思う。

苦しすぎる時間ではあったけれど。



人生のほとんどは、きっと幸せで溢れている。

幸せと苦しみは交互にやってくる、と言うけれど、
苦しいことに向き合って、いつか笑える日が来たのなら、

それはもう人生の中の「幸せ」なんだと、
今の私はそう思います。


だからもう少し…。

まだ一歩は踏み出せていないかもしれないけれど、
自分のペースで進んでみよう。


周りの人たちにたくさん甘えながら。
空をしっかり見上げながら。








先ほど書いた記事もそう・・


無上意なんだよな。。


人からにじみでる
本当の優しさや温かさなんだ。


そう・・これが人間味。


きっと、みんなが持っているけど

うまく行動に繋がる人と
思い悩んでしまう人といるけど

心の中には、同じものがあると思う。



みんな素敵な人間だもの。

助け合って、支え合って、いけるさ。。


cosmo