歌詞をかみしめていると
どこからか 涙が伝わってくる。
どうしたんだろう 俺。
幸せな気分になった。
コスモ。
・・・・・
地下鉄のホーム
たどり着いた電車から
ぎこちなく降りてきた
2台の車イス
周りからの気の毒そうな
視線に囲まれ
車イスのカップルは
乗り換えのホームへ向かう
言葉を話すことさえ 不自由な口元を
首が傾いたままの 彼の耳に近づけて
幸せそうに話した
人は姿や形じゃなく
強いとか弱いでもなく
誰かを愛し愛されること
それが幸せなんだろう
人は生まれや育ちじゃなく
生きていける長さでもなく
誰かを愛し愛されること
それが幸せなんだろう
同じホームの上で
地面を見つめながら
ため息を吐いた
僕の盲目の心は
いつも一番そばにある幸せが見えずに
表面的な現実に傷ついて
人の目から逃げていた
人は姿や形じゃなく
強いとか弱いでもなく
誰かを愛し愛されること
それが幸せなんだろう
人は生まれや育ちじゃなく
生きていける長さでもなく
誰かを愛し愛されること
それが幸せなんだろう
愛されることからじゃなくて
愛することから始めよう
全てを受けとめることは
そんなにも簡単なことじゃないけど
今までたくさんの贈り物を
知らず知らずに見過ごしてきた
人は姿や形じゃなく 強いとか弱いでもなく
誰かを愛し愛されてることに、
気がつけるかなんだろう
人はどんな場所からでも幸せになれること
あの日地下鉄で出会った二人が教えてくれた
【幸せのカタチ】
by : ロックバンド おかん