愛する 母さんへ・・・・二十才になった 悠衣より
母さん、私が生まれたとき
さいしょは、驚いたよね~心配ばかりしたよね~
でも、私はこの体で 自分の命を一生懸命
生きてきたよ!!
私が 生まれてきたのには 意味がある
私にしか できない はたらきがあって
この世に 生まれてきたんだよ。
私は知っていた。
母さんのおなかのなかで このカラダができるまえから
どんな風に 生まれるかを・・・・
どんな人生を 生きることになるのかを全部わかっていたんだよ
すべてをわかったうえで、私は母さんを選んできたんだよ。
私が私自身で ハンデキャップをもって生きることが
どんなものかを 経験するためのチャレンジなんだよ。
私が えらんできたんだから、母さんは自分を責めないで・・・・
私のこの経験は・・・・
人生そのときそのときを 一瞬一瞬を 大切に生きること・・・・
あたり前にあることが どんなに貴重なものかを気づくことが
できたよ
私は毎日毎日 少しずつ成長してきたよ・・・
はじめてできたときの喜びは 何ものにも かえがたい
ものだったよ・・・・
そして・・・・・少しずつ できてたことが できなくなった
いまでも・・私は 幸せだよ。
会話は 言葉以外でも できるよね
言葉なくても 私は つねに聞いてもらえたから
その気持ちをもってくれている人たちに いっぱい囲まれていると
それだけで 幸せな気持ちになれるよ・・
だから 安心してね・・・私は今も とても幸せだよ・・
私が 精一杯 生きることで みんなに伝えられる
ことが いっぱいあると思う
生きること - 愛すること - 命のすばらしさ
ふしぎさ・・・・
それを たくさんの人に 感じてもらえたら 私は
うれしいよ。
それから、みんなの助けが必要な私のような人が
この世界には、たくさんいるということを 知ってもらいたい。
だれもが 決して 一人では
生きてはいないということを・・・・・
どの命さんも、みんな 何かのハンデキャップをかかえて
生きている
だから おたがいに気付き 学べることが
たくさんあるんだよね。
母さん 私をみて・・・・みんな 私をみて・・・・
これが私、ありのままの悠衣。
これからのことを 考えて おそれないで・・・
あきらめないで・・・・ にげださないで・・・
何があっても 大丈夫!!
この世に 起きていることは・・・
すべて 意味があり・・・
無意味なことは 何もないんだ。
信頼して 安心して 受け入れるだけで
大丈夫!!
・・・つづく。 1/2
この手紙は、北嶋悠衣ちゃんが、お母さんの北嶋真由美さんに
今から3年前の、2010年に書いたものです。
今の活動について。
悠衣ちゃんのお母さんの真由美さんを中心に
家族・地域・の仲間たちが支え、医療機関や福祉施設のスタッフの
方々の力で守られていますが・・・
まだまだ支援制度等が完全ではなくお母さんも限界に近づいています。
どんな小さな事からでもかまいません。
なにか支援をしてくださったら幸いです。
縁があり、この記事をご覧になったみなさま・・・
どうぞ宜しくお願い致します。
コスモ。
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悠衣ちゃんお母さんの真由美さんと。。。
