「明るいだけ」はプラス思考ではない。
学生時代に別れを告げ社会人としての
第一歩を踏み出そうとするとき・・・
「やっと大人の仲間入りをした!」
という気持ちになると同時に・・・
不安を感じる人もいると思います。
例えば「毎朝定時に出社する」ことも
学生時代に自由に時間を過ごすことに
慣れていた人にとってはストレスになります。
オフィスにかかってくる電話にきちんと応対できるだろうか。
上司や先輩の中に溶け込めるだろうか……。
不安の要素はいくつもあります。
「プラス思考」を、仕事や生活の基本姿勢として
習慣化することで、人生は大きく変わります。
じゃぁ、、プラス思考って何でしょう。
「物事を明るく考えること」「クヨクヨしないこと」
といったイメージがあると思います。
確かに物事を明るく考えることは長所ではありますが
「明るいだけ」は短所にもつながります。
例えば仕事でトラブルに直面したとき
「何とかなるさ」とノンビリ構えていると問題解決ができないばかりか
下手をするとお客さまを怒らせてしまいます。
これはプラス思考とはいいません。
本当のプラス思考とは・・・
「リスクをシビアに評価して、前向きに事態への対応ができること」です。
「細心にして大胆」と言い換えてもいいでしょう。
細心に物事を判断し、リスクを最小限にする努力をしたうえで
大胆な手を打つことで成功を収めています。
また、プラス思考を「潜在意識」に刻み込みましょう。
組織に溶け込み、成果を上げるためには
プラス思考が欠かせません。
人間の意識には「表面意識」と「潜在意識」があります。
いったん潜在意識に入り込んだものは
決して忘れることのない情報として定着します。
しかし、表面意識と潜在意識の間には目に見えない扉があり
表面意識から潜在意識へと簡単に入ってはくれません。
この扉が開かれるのは次の二つの場合です。
一つは、大きなショックを受けた場合です。
こういう扉の開かれ方は避けたいものですが
大災害や家族の不幸などの出来事は一気に潜在意識に入り
トラウマとなって定着します。
もう一つは、同じ情報を繰り返し与え続けた場合です。
小学校で習う「掛け算の九九」や「漢字の書き取り」などがこれに当たります。
私が皆さんにお伝えしたいのは、繰り返すことによって潜在意識の扉は開き、
プラス思考を自分の中にしっかり定着させることが可能になる
ということです。新入社員のうちにプラス思考を身につけて
前向きに仕事に取り組んでください。
........................................................................
プラス思考と呼吸法
潜在意識への扉を開き、自己暗示の効果を高める方法もあります。
暗示にかかりやすい状態を
心理学では「変性意識状態」と呼びます。
ヨガや座禅、深い瞑想によって得られる
「無我の境地」や、寝入りばなの夢うつつの状態などが、変性意識状態です。
この変性意識状態に入りやすくするのが「丹田呼吸法」です。
丹田とはおへその少し下の部分で、
そこを中心にした深い呼吸を繰り返します。
丹田呼吸法で気持ちの状態を整えプラス思考を・・・。
ただ、丹田呼吸法も色々と種類があります。
自分の呼吸法は、健康への呼吸法です。
呼吸法で、体の気の流れを良くして・・・
自然治癒力を増し、心も体も健康になりましょう。
今日は○○な・・・・cosmo 。