電柵 まとめ | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

電気柵をワンシーズン使い終えてみての記事を残す

 

 

結論から言えば 近くの畑さんでは被害に有ってた小動物のタヌキやハクビシンは元より ブログ記事にもしたよう 何度も柵ギリギリまでは猪に荒らされたが そこからは防護できたので効果は有ったのかと

 

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機械的には自作物という不安から時折 通電やバッテリー残量などの確認をしてたが特に故障も誤作動も無く

ただオフグリッドに課題が

設置して直ぐの入梅に例年より雨日が長く続いたが雨天でも少なからずソーラーが発電してたのとバッテリーも新品だったからか乗り越えられたのだが 冬季に入った頃からは17時過ぎには日が落ち自動スタート そこから当初設定してた10時間ストップでは早すぎたので12時間に変更したが 稼働時間が増すのに日の入りが早く 日の出もこの時期は向かいの山で朝8時過ぎないとソーラーに日が当たらない環境での充電不足で11月28日に低電圧遮断エラーに

 

満充電してまた再開したがバッテリー的に余り容量を使ってからの中途半端充電の繰り返しは寿命を縮めるだけなのでパネルを替え稼ぐか はたまたバッテリーの容量上げ確保するかその両方なのかと悩むところだが 11月に入れば害獣の動きも見なくなり 作ってる秋冬野菜も害獣への魅力の無い物に替わるので この時期を電柵終了時期と判断するのもひとつかと思う

ただ今年は11月頭から狩猟さんに箱罠を掛けていただいて猪を数匹捕獲して頂いたのでこれの影響が大きいかと後記は仮定と考える

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柵線、支柱、ゲート廻りには特に課題は無く 

唯一 夏場に成長の早い雑草が柵線に触る漏電が気になったくらい

これはもう雑草の手入れをするしか無いが 時間に余裕が有れば抜く 無ければ一時しのぎになってしまうが柵下を刈払い機で1週しても朝の10分仕事なのでそれで良いかと

 

 

去年 この地域の害獣の印象は

小動物が6月頭頃からトマトなんかの果実系を狙い始まり トウモロコシ みかん 柿などで冬季まで続き

猪が4,5月のタケノコ被害で始まり 地中のなにかなのか田畑の地を掘り返すのが平均続き 秋風を感じ始める頃から頻繁に 米 芋 カボチャ系を荒らし11月に入って急に止んだという感じ 

ただ11月の止んだは箱罠での影響が大きく 山でおとなしくしてるとも全て捕獲出来たとも思えなく 単に猪の学習能力で別の場所へ移動しただけかと思うが

 

 

色々と防獣対策品は有るが守りではなく 唯一相手に攻撃が出来る電気柵

近くの畑さんからも作って欲しいとオファーが有ったが自作物なので何か有っても保証できないからと断ってるが廻りを見ても 

害獣被害で田畑を辞める→放地→雑草害虫害獣の住みかに・・という悪循環に高齢化 後継者不足と増える一方のこのド真ん中で 自分の所だけ守ってればという考えは長くは続かないように思うが だからとどうすればの論は見えても一個人ではどうにもならないのだが