皮膚炎を解決した中年おじんの体験記 -53ページ目

局所麻酔薬とは

かゆみを抑える方法は、主に炎症の緩和が挙げられます。

また、
炎症を生む物質の発生を抑える薬も併用されます。


ただ、これら以外にもアトピー治療薬として用いられている薬はあります。
その例として、局所麻酔薬等というものもあります。


局所麻酔薬というのは、手術などに利用される麻酔の一種です。

意識を消失させる全身麻酔とは違い、身体の一部を麻痺させ、痛覚を消して治療を行いやすくする為のものです。
歯医者などでよく利用されているので、割と身近な薬かと思います。

そんな局所麻酔薬をアトピー治療薬として利用する例は、稀と言っていいでしょう。

基本的に、かゆみを伴うアトピーの際には使用しません。

アトピーの症状には痛みを伴うケースもあり、その痛みの鎮痛薬として麻酔を使用するというものですから、
その使用も基本的にはかなり限定されています。

                              次回をお楽しみに・・・・

アトピー治療について

こういった事に加え、
近年では自然免疫の低下も確認されており、使用する事で逆にアトピーの症状である皮膚炎を悪化させてしまう可能性があるという指摘もされています。
皮膚炎が慢性化してしまう危険もあるようです。


この作用は外用薬、内服薬の双方に該当しているので、子供用の薬にNSAIDsが使用されている場合にも該当してしまう可能性があります。


これらの研究結果を受け、現在ではNSAIDsのアトピー治療への使用はあまりお勧めできません。

実際、現在では使用しているアトピー用の薬はほとんどないと思われます。

もちろん、
今後の研究結果によってこの認識が覆される可能性も残ってはいますが、現時点においてはあまり期待できません。

もし、
アトピー治療薬にNSAIDsを使用するという事を医師に言われた場合は、疑問を呈した方がいいかもしれません。

少なくとも、現代医療においてはあまり有用な薬とはいえないのですから・・・・・。


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アトピー 治療

NSAIDsは、非ステロイド抗炎症薬と呼ばれている薬です。

その名の通り、ステロイドではない抗炎症薬となっています。
その為、ステロイドのような強い抗炎症効果はありません。
むしろ、極めて弱い部類に入ります。


それに加え、副作用として接触性皮膚炎光線過敏症が確認されています。
それほど強い副作用というわけではありませんが、効果に見合うものでもないので、アトピーの治療薬に使われる事はあまりありません。

ただ、
リバウンドが起こらないというメリットもあります。



              <次につづく>