本物のヒーラーとは
まずヒーラーは、認定されてなれるものではありません。
当サロンでも、ヒーラーになりたい理由を、お尋ねしています。
1.他の人を癒したい。
1.人助けのため、人々の幸福のためにヒーラーになりたい
と答える方も大勢います。
また、このような理由で、ヒーラーになられた人もいるでしょう。
表向きは「ヒーリング能力を身につけて人助けをしたい」と
殊勝なことを口にしますが、
実は、その本心はエゴであり、自己中心的な欲望であることは言うまでもありません。
ヒーラーになりたいという“エゴ”にとらわれた人間がヒーラーになったとしても、
純粋に人助けに専念するようなことはできません。
自分の思いどおりにならないこと、嫌なことが生じると、
すぐに醜い利己性をむき出しにするようになります。
人助けどころか、人々を騙し苦しめるようになります。
いつの間にか低級霊の手足となって自分の魂を貶(おとし)め、
せっかくの人生を台無しにしてしまいます。
こういった願望が強くなりますと、低級霊に憑かれてしまいます。
HPやブログを見ましても、低級霊に憑かれたヒーラーや、
ティーチャーを多く目にします。
このようなケースが圧倒的に多いことを考えると、
「ヒーラーなどになるより、むしろ平凡な人間である方がずっといいのでは」と、
思ってしまいます。しかしエゴ的野心や見栄は、なかなか捨て去ることができません。
率直に言って、ヒーラーや霊能者として活動している人には、
こうしたエゴイストが実に多いのです。
本物のヒーラーになるためには、
スピリチュアルな能力(霊界の医師達の協力を取りつける力)を身につけなければなりません。
では、このスピリチュアルな能力は、どのようにしたら養うことができるのでしょうか?
これが、まさに本物のヒーラーになるための霊的修行の内容となるのです。
結論を言えば、スピリチュアルな能力は、長い長い期間をかけた厳しい霊的成長のための
努力によって得られるものです。
具体的には――
自分の力ではない、ということ。
霊的な存在がある、ということ。
自分は、ツールの一部にすぎないのだと。
これらを理解することが大事となり、
毎日の修業が必要なのです。
1.他の人を癒したい。
1.人助けのため、人々の幸福のためにヒーラーになりたい
ということは、エゴなのだと理解することが大事なのです。
ヒーラーになるためには、
日常生活の努力が、そのままスピリチュアルな能力を養う修行になっているということなのです。
ヒーリング能力は、短期間の実習で身につくものではありません。
お金を払って講座を聴き、わずかばかりの実習をして身につくような
次元の低いものではないのです。セミナーによっては、自分達のヒーリングは“霊”に
よるものであると吹聴しているところもありますが、
そんな子供だましの話を信じてはなりません。
本物のスビリット・ヒーラーを目指すなら、他人の病気を治そうとするより先に、
まず自分自身を高める努力を始めなければなりません。
自らが真理によって生まれ変わって、まともな霊的人生を歩めるような人間になることです。
決して自分から結果を強く望んではなりません。
焦って特殊な瞑想や呼吸法・肉体行に走っても、
スピリチュアルな能力は身につきません。
たまたまサイキックな能力が発現しても、
利己性の強く巣くった心に低級霊の進入を許すのが関の山です。
ヒーラーになりたいと固執した人間で、優れたスピリチュアル・ヒーラーになった例は
一つもありません。
日常生活が霊的修行となっていない人は、本物のヒーラーにはなれない。
本物のヒーラーとは、「高級霊のツール」にすぎないのだと理解する必要があります。
スピリチュアル・ヒーリングは、エネルギーによって3種類に分類されます。
1つ目はヒーラーの肉体エネルギーを用いるもの。
2つ目はヒーラーの霊体エネルギーを用いる「サイキック・ヒーリング」
3つ目は霊界の医者(霊医)から送られてくる治療エネルギーを用いる「スピリット・ヒーリング」
この中でスピリチュアリズムが認める正式なスピリチュアル・ヒーリングは、
「スピリット・ヒーリング」です。スピリット・ヒーリングは、
霊界の霊達(霊医)の協力があって初めて成立します。
レイキは、このスピリットヒーリングなのです。
ヒーラーになれる人
1 心身ともに健康であること
2 自分自身を癒すことができること
3 見えないエネルギーや存在に敬意を持っていること
4 エゴのコントロールができること
5 すべての物事を、愛と感謝の目で見ることができること
6 常に自分の魂を磨いていること
7 他者のエネルギーの影響を受けない強い精神力を持っていること
下記の項目は、ヒーラーには不向きな人となります。
1.自分の波動や状態がわからない人
2.自分を癒せない人
3.自己浄化ができない人
4.自分の問題をたくさん抱えている人
5.自己管理ができない人
6.エゴのコントロールができない人
7.自分がどれだけのものを提供できるか自覚がない人
8.普段の生活で、スピリチュアルな実践(愛、自己浄化、魂の研鑽など)ができない人
9.アチューメントを受ければ、ヒーリングができると思っている人