金が谷店からお送りしまーす。 ようやく寒さが薄らいできて日中も過ごしやすくなりました。本日の修理は何でも車両を倒された時にセルでもキックしても始動ができないと入庫しました。
バッテリーの電圧はやや低いですが充電にて対応します。始動確認をしましたが、セルの回り方が軽いのと、キックの踏み応えが無くスカス
カで圧縮がありません。聞くと、倒された時の直接原因ではなくて、ここ数年は乗る距離が減ったのと不定期なオイル交換によるものだと思われます。
そんなわけで、再発を防止するためにも溜まったカーボンを分解して完全清掃を行います。
さらに分解して確認してみると、黒いすす状のカーボンが随所に蓄積しているのが見て取れます。これがバルブ等に噛み込むと圧縮が掛から無くなり始動不能に陥ります。
そして、ヘッド、バルブ、ピストン等、マフラー内部に蓄積したカーボンを清掃して、ステムシール、摺り合わせ、ガスケット等を交換、調整して各部品を組み付けていきます。
追加でウォータポンプもベアリングに錆びついてガタがあったので周辺部品の清掃と交換をして各部品を組み付けて完了です。このカーボン
噛みは走行前の暖機運転、乗り方(中~高速走行)や、オイル管理(定
期的な交換)のしかたで予防(なりずらく)はできるので心当たりのある方はお気を付け下さい。
そして、修理の合間にこちらのジョルノがご成約になりました。
この度はご購入、ありがとうございました。
それから、新車は新型PCXが入荷しております。
ご来店、お待ちしております