金が谷店でございます。最近は日中は暖かいですが、夕方以降の寒
暖差には体調を崩しそうになるくらい寒いです。 今回の修理ですが
走行途中に一時停止をしたときにエンストして、再始動するまでに時間
がかかったとのこと。
さっそく車両をチェックしたところ、この現象は当ブログにも度々、掲載
しているカーボン噛みによる始動不良なので、ヘッドを分解してカーボ
ンの完全除去を行います。
こちらがピストンと取り外したヘッド周りです。バルブの周辺にはカサブ
タ状のカーボンが蓄積していて、このカーボンが剥がれてバルブに噛
み込むと、圧縮抜けでエンストして再度、エンジンをかけようにも、なか
なか掛かりません。
そして、ヘッド、バルブ
、ピストン
、マフラー内部に蓄積したカー
ボンを除去して、ステムシール、摺り合わせ、ガスケット等を交換、調
整して各部品を組み付けて修理完了です。
このカーボン噛みは乗り方(走行前の暖機運転、長距離走行、中~高
速走行)や、オイル管理(定期的な交換)で予防(なりづらく)はできるので
実践してみて下さい。