あざみ野店から掲載しまーす
仕事が忙しくて楽器ネタもすっかりご無沙汰になってしまっている近況ではありましたが・・・
そんな気持ちを呼び戻すかのごとく惹きつけられるギターがオークションより出品されました
いつかはほしいと思っていたフィエスタレッド
出品物の詳細ははっきり言ってほぼジャンク、ただそれゆえに安価が期待できる商品です
状態が自力で直せるレベルで治まってることを祈りつつ・・・無事に落札できるか!? 乞うご期待です!!
何てねーーー
落札したから記事を掲載してるわけではありますが...無事にと言うべきか不幸にもと言うべきか・・・これねー、さっきはほぼジャンクと書きましたが完全にジャンク状態...
それではジャンク部分の詳細をハリキってどうぞーーー
見てのとおりどこ見てもガッタガタですわー
しかもネックポケット付近には白い塗装が見受けられることからリフィニッシュ疑惑まで!?・・・
マイナス材料ばかりではありますが一旦整理するつもりで
Fender Product Registration Serial Search
よりこのギターの素性を検索することに・・・
するとこのギター、正真正銘のフィエスタレッドとのこと
一筋の光が見えたようでそれならばトコトン復活させてやろうとスイッチが入りました
まずはボディから・・・傷・垂れた跡など...そこからさらに荒いペーパーでヤスリがけをしているようです
引っ掻き傷はステッカーを鋭利な物で剥がそうとしたようで2、3枚目の垂れた跡はどうやら接着剤のようです
ペーパーでひたすら丁寧に水研ぎ、徐々に番手を上げていきます
ネックポケット付近に多く見られる白い塗料ですが調べたところフィエスタレッドは下地が白い塗料のようです
何で剥げてるのか? 多分、ポケット付近にヒビがあって木目まで達していないのに接着剤で直そうとしたようで・・・
あげく垂らしただけというこれではただの悪ふざけ
その接着剤のせいでボディとネックが一時的に接着され再度取り外した時に表面の塗料が剥がれてしまったようです
ところでこのLACQ文字のシールはラッカー塗装の意味なのかな!?
だったらとても嬉しいのですが・・・
カラーも購入前は鮮やかな色をイメージしてましたが意外とパッとしない垢抜けない印象・・・でも傷んでないピックガード裏部分を見るとオレンジともピンクとも異なる何とも言えないキレイな赤なんです
ピックガード裏部分を目標にしつつ薄く木目の線が透けて見えてきたら限度の目安にしてペーパー2000番ぐらいで終了することにしました
最後はコンパウンドで磨いて・・・撮影時の手まで反射して写り込むぐらい復活してきました
イイんじゃないでしょかね?!
この時点でもステッカー跡はほんのり薄く見えてますが塗装も薄いのでこれ以上はやめておきます
続いてピックガード。こちらにも硬化した接着剤が付着しているので丁寧に削ぎ落としてからペーパー、コンパウンドで修正
本日はここまでにしておきます。次回はネックのすり合わせから