
本日は点検・オイル交換にてご来店頂きました(*^▽^*)
いつも点検時に何か気になったことは無かったかと問診をするのですが
『水温ランプが走行中についたかも?』とのこと
ただよくありがちなのが、ランプの並びでとなりに速度警告灯があるのでこの警告灯の点滅と間違えてしまうことがあるんですよね

はっきり自信がないとのことなのですが
こちらから言わせて頂くと
気になったことを言って頂く=バイクの調子が悪い箇所のヒント!

になりえることが多いので非常に大事なことなのです(^O^)/
そしてお客様が気になったことを視野にも入れながら点検すると...


ちょっと怪しかったのです(;^_^A
抜いたオイルは乳化していると言えば乳化していましたが結露などの水分でエンジンオイルがこのような状態になることもまたよくあることなので... ん~ヽ(;´Д`)ノ
走行距離もまだ6,000km台だしなぁ...
判断に乏しかったのですが冷却水のサブタンクを確認すると規定量より若干低かったのでまずは1番修理箇所の多いウォーターポンプを簡易的に確認させて頂きました
エンジンとRショックをフリーにした状態で吊ってウォーターポンプ付近に隙間を作って冷却水を抜かない状態で脱着・インペラシャフト部分の点検

すると...インペラシャフト付近が乳化=冷却水の漏れ・滲みが確認できました

走行距離など先入観だけで判断すると危険ですね

メーカー保証期間を確認すると...今月でちょうど期間が切れるところ

良かったですね、ギリギリセーフです(^▽^;)
交換部品も金額をきにせずにアッセンブリーで交換しましょう

そのあとは本格的に分解して交換作業をさせて頂きました(^▽^;)

今回交換した部品です

この状態だと若干滲んでるぐらいなので多分、水温警告灯の点灯までにはいたらなかった気はしますが何はともあれ不具合箇所が保証修理で交換できてよかったと思います(^▽^;)
皆様も些細なことでも気になったら必ずバイク屋に相談して下さいね(^-^)/