美しい湖の底には

美しい湖の底には・・・

深い湖のビジョンが
見えて来ました。

何度も浮かびました。

美しい湖です。

青緑のような神秘的な湖です。
とてもとても深い湖です。

太陽の光が届くあたりは
本当に美しくキラキラと輝いています。

1人の人がその湖に
飛び込んで潜って行きます。
どんどん深く深く潜って行きます。

浅いところでは
光と遊び…、
クルクル回転したり
楽しく遊んでいました。

そのうちその人は
太陽が届かない深いところまで

潜って行きました。

〝暗い何も見えない。
怖い…音も聞こえない。
冷たい…。″

急に不安になって来ました。

浅いところで遊んでいれば良かった。
なぜ？

こんな深いところまで潜って来てしまったの？

と後悔の思いも出て来ました。

ただ自分の心臓の鼓動だけが感じられました。
ドキドキドキ。。。。。
そして、
ボコボコボコ。。。。。と
水の中で自分の息の音が聞こえます。

静寂の中で

湖を感じました。

湖は何もせず・・・

しかし優しく包んでくれました。

湖とその人は一体になりました。

不安は消えて行きました。

そして
湖に飛び込んだ人は突然思い出しました！

「そうか！私はこの湖に飛び込んで

湖底の石を拾って来るのが目的だった！」

思い出した瞬間！
頭に装着してあったライトが点きました！
潜る前に頭の輪っかにライトをつけていたのです。
思い出すことがスイッチだったのです。
周りが見えるようになりました。

湖の底の魚達や湖の底の形状が

見えるようになりました。

「よぉ〜し！
頑張って見つけるぞ！！」

しばらくは意気揚々と

やる気が

ありました。

しかし探しても探しても
目的の石が見当たりません。

石はどれも同じように見えて
探してる石が

どれがどれだかわからないのです。

悲しみが襲って来ました。
努力しても無理なんじゃないか？
次第に泣きたくなって来ました。
なんでこんな事をしているんだろう？
そんな思いも出て来ました。

ハートが押しつぶされそうになりました。
もうダメかもしれない。

諦めた時…、
また静寂がやって来ました。
湖はとても静かでした。

もう何も思考が出て来ませんでした。

自分の思考を手放した瞬間
すべて思い出しました！

「必ず、深く潜って石を取ってくる！

絶対に諦めない！

どんなに危険であろうとやり遂げる」

〝そうだった！

自分でこの深い湖に

飛び込んだのだ！

仲間の代表で

自ら志願したんだった！″

そうすべて思い出した瞬間！
その人のハートが光りました！！！
その光はある石と共鳴したのです。

湖の底の１つの石だけが
光っていました！！！

自分と石の周波数がぴったりあったのです！

「これだ！これが見つけたかった石だ！」

疑いなく
それが見つけたかった石だとわかりました！

その時…、

湖に素晴らしく美しい声が響きました。

これらの事は地球のみんながしていることです。
光が届くところでは楽しく愉快に過ごせます。
しかし、あなた達は
深く潜って貴重な宝を見つけにも来ているのです。