今日の100円CD 卒業写真~Mr.サマータイム | YMOとかPerfumeとかテクノ系?

YMOとかPerfumeとかテクノ系?

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NEW MUSIC BEST COLLECTION 卒業写真~Mr.サマータイム FACL925

 

多分、1994年に発売されたであろう

「NEW MUSIC BEST COLLECTION ニューミュージック大全集」の中の1枚。

昔、新聞で、デカデカと一面使って宣伝していた類のものかと。

レコード会社ごとに選曲・編集されていて、それのアルファレコード盤。

(ちなみにCDのレーベル面も、写真のように各レコード会社の物になってます。)

 

YMOは、「RYDEEN」、「TECHNOPOLIS」、「 君に胸キュン。」の3曲。

それで、このCDの音が自分の中で凄くモヤモヤするというか。

3曲とも、自分が記憶している音と何かが違う違和感を感じてしまい。

でも、なぜそう思うのか、理由がよく分からない。

他にも、アルファ系のコンピCDを所有しているのですが、

それらには、そんな違和感は無かった。

 

単純に、いい音か悪い音かというと、いい音に聴こえる。

それも、かなり好きな音。
変な風にいじらず、ただ素直に鳴らしてるというかんじ?

音量も、大きすぎず、小さすぎずの絶妙さ。

(後から紹介する、シールド以上、東芝EMI以下。)

 

「TECHNOPOLIS」のヴォコーダーは、普通前面に出てくる印象があるのだが、

しかし、このCDだと、それが微妙に控えめに聴こえる

中央にこじんまりとして、つぶやいているというか。

そして、ヴォコーダーが、言ってる意味が分からないかもしれないが

マイクの前でつぶやいている教授の声みたいに聴こえる。

(あくまでもそんなイメージてこと。)

あと「 君に胸キュン。」のスネアの音て、こんな音だったけ?と思ったり。

(妙にスネア単体の音が中央で聴き取りやすく鳴っているので注目してしまう。)

 

まず1994年発売のYMO「シールド」 ALCA-9053の「TECHNOPOLIS」と比較しましたが、

自分としては、これはもうFACL925の圧勝。

 

次にYMOの「ソリッド」の東芝EMI TOCT-24234と比較したのですが、

まあ確かに、東芝EMIの方が、迫力あり、広がりあり、メリハリありなわけで・・・。

ついでにエンジニアのこういう音にしたいというのも伝わってくるわけで。

はじめて東芝EMIを聴いた時は感動もしたわけで。

じゃーFACL925とレコードはどうなんだろうと聴いてみたけど、

FACL925より東芝EMIに近い印象を受けました。

 

でも最近は、レコードとも違うFACL925バージョンの音が、とても好きだ。

YMOは3曲しか聴けないけど。

なので、これを手がけたエンジニアのマスタリングで、

YMOの全曲を聴いてみたいとさへ思ってしまう始末。

単純に、1994年なので、まだマスターテープの状態が良かったのか?

 

他に荒井由実さん、ハイファイ・セット、サーカス、シナロケ、吉田美奈子さん、

山本達彦さん、ブレバタ、が収録されています。

山本達彦さんの「愛は僕の弱さだから」のスネアの音が良くて感動したり。

(この曲を他にCDで持ってないので、比較はできませんが。)

他の荒井由実さんやシナロケなどの音も、ちょっとこれいいなと、

YMOと同様の感想。

(YMOのように、別音源と比較はしてませんが。)

 

自分としては、

ベスト盤は音が悪いとか、

統一感を出すために、かなり音をいじってくるという印象があったので、

そのどちらともいいがたい、

このCDの音は、ちょっと驚きでした。

けっこうというか、かなり繰り返し聴いてます。

 

まあ、いろいろ能書き垂れましたが、

実際に聴いたなら、結局最近のリマスター盤の方が、

いい音だと、思うのかもしれません。

あくまでも、自分の感想です。