高橋幸宏さんと桑田佳祐さんのラジオでの対談を録音したカセットテープを
なんとか見つけました。
というわけで、一つ前のコメント欄の件の部分を聴きなおしました。
幸宏さん発言で
YMOからHIP-HOP、ACID、HOUSEのながれがあって。
今は打ち込みだらけ。
HOUSUはプロよりも、素人が作る方が面白い
昔の音源をサンプリングしたり。
例えばテイ・トーワ君とか。
YMOの時の僕のドラムをサンプリングしたり。
DEEE-LITEというグループね。
ミュージシャンじゃない人の方が面白いと思う。
途中、桑田さんの「DEEE-LITEて、ミュージシャンじゃないんだ。」発言があったり。
こんな話があって。
で、ここからが件の核心に。
桑田 けっこう僕らもね、あの・・・「KAMAKURA」というアルバムのころからね、
企業秘密じゃないけどあたりまえの話だけど、幸宏さんのドラムの音っていうのをね・・・
ようするにサンプリングしたやつをね、藤井君というその・・・。
高橋 藤井がね!
桑田 オペレーター(藤井さん)がね、まあ幸宏さんのながれですから、
幸宏さんのドラムをずいぶん打ち込みなんかにおいてはね、
要所、要所で、使わしていただきまして。(笑)
高橋 もう、どんどん使ってください。(笑)そういうマニピュレーターを育てるの、僕本当好きなんでね。
みんな、どんどんどんどん育ってくれて。
僕より僕らしいドラムを叩けるやつって、いっぱいいるんだよね、マニピュレーターで、最近。(笑)
この後は、二人で打ち込みドラムの話へ。
幸宏さんは、オカズやってるときはハイハットを抜くとか、細かい打ち込みをしてるとか、
そんな話。
字で大きく書いてあるところ・・・。
あそこで、幸宏さんの声が、大きくなったんですよ。
あきらかに語気が強くなったというか。
なので、内心では藤井さんに対して、いろいろ思うところはあったのかなと感じました。
補足
「Lifetime,Happy Time 幸福の調子」発売直後だったので1992年です。