NO NUKES 2012 7/7
YMOのライブが始まる前、
最前エリアでは観客の大幅な入れ替えがあるのでは?
カオスすぎる出演者だったので、3分の1ぐらいは帰るのでは?
と予想していた。
しかしその予想は外れた。
逆に後方から、けっこうな人が流入してきて、一気に人口密度があがった。
YMOのライブ開始。
いつもなら、自分のテンションがマックスになる時間だっただろう。
しかし、その日は違った。
なぜなら、YMOの後にはKRAFTWERKが控えていたからだ。
そしてYMOのライブが終わる。
周りの人は、ほとんどその場所を離れない。
CDJなどで見かけるような、若い人も大勢いた。
男性も女性も。
若い人たちがこんなに!
マジか!
YMOだけでなく、みんなKRAFTWERKも見ていくのか!
ステージ上のYMOの機材が完全にはける。
そして、あるタイミングで
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
とどよめきとも絶叫とも悲鳴ともつかない歓声が会場に響きわたる。
上手からKRAFTWERKの機材が登場してきたのだ。
意外だったのが、若い男女も多くの人が歓声をあげていたこと。
ついでではなく、KRAFTWERK目当ての人もたくさんいたんだと改めて思った。
歓声があがった直後、近くにいた女の子たちが
辺りを見回して
「え?何?何?」と不思議がる。
その中の一人が、
「ステージにあれが出てきただけだみたいだよ。」と指を指す。
「え!マジで!」
女の子たち爆笑。
それを見て、私も爆笑。
たぶん、この女の子たちは
別のお目当てのバンドを見に来て、
ついでにKRAFTWERKも見ようと残っていた人達だろう。
計4台出てきて、ステージの定位置にセットされていく。
ただそれだけなのに、その間ずっと異様に盛り上がり続ける会場。
すると、また
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
と歓声があがる。
今度は、機材が(写真みたいに)点灯チェックのためについただけ。
反応が良すぎ。
その様子を見て、
「光っただけだよ。」
と、また女の子たち爆笑。
それを見て、私も爆笑。
すると、また
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
と歓声があがる。
今度は機材が別の色に変化しただけ。
反応が良すぎ。
その様子を見て、
「色が変わっただけだよ。」
と、また女の子たち爆笑。
それを見て、私も爆笑。
なんかよく分からないけど、そんな様子を見て
アホすぎる、最高にアホすぎる。
でも楽しすぎる、最高に楽しすぎる。
と思ってしまった。
一応、自分も
出てきたとき
点灯したとき
色が変わったとき
全て反応しました。
興奮を抑えきれず、思わず声も出てしまいました。
いや~でも本当にあの待ってる時間は面白かった。
あと、KRAFTWERKではないけど、
機材が出てきただけで、大歓声があがったライブは以前にも体験したことがあって。
あのときも忘れられない。
その件は、またいつかブログに書きたいと思います。