ヴァラナシのガンガ・マジックにかかったのか、気がついたら、もう3週間が過ぎていました。長い歴史の中、人々が深い祈りを捧げてきたガンジス川とヴァラナシの町は、やっぱりとても特別な場所だと感じました。
ガンガの見える部屋で、毎朝5時半、近くのモスクの祈りの音で目を覚まし、そのまま、朝日を拝みにガートに行きます。
反対側にまだはっきりと月が見える時間、少しづつ 朝日が昇ってくる。毎日、違う顔を見せる朝日とガンジス川。
インド古典音楽のヴォーカルトレーニングにもすっかりハマってしまい、もっと歌いたいと思うようになりました。
インドのクラシック音楽は、まるで宇宙のように広く深いです。
歌うことは1つの瞑想であり、Yoga Sadhana(ヨガ修練者)と同じなのだと理解しました。
サンスクリット語で書かれたインド古代の智慧の書、Veda(ヴェーダ)は、4つのパートに分かれており、その中のSama Vedaと言われるパートは、全て音楽について、書かれているそうです。
ヨガクラスでよく聞くことのあるマントラ。ヴァラナシでは、人々がマントラを唱えているのを、本当によく耳にします。
マントラとは、言葉の1つ1つにパワーを秘めた音ですが、サンスクリット語を正しく発音することがとても大切で、発音が間違っていると逆に害になると、インドの人々は言います。
ヒンズー語も習いたかったけど、しばらくインドにいるのだし、こちらはゆっくり少しづつ。。。
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さて明日、とうとうヴァラナシを離れ、南の方へ降りていきます。
Yoga Deploma Course(for Teachers)のため、私のヨガの学校がある、Maharashtra州のNasikへ。
寝台列車でのかなりの長旅になりますが、久しぶりにインド列車に乗れるので、とっても楽しみです。
Hari Om Shanti
Mitsue