11月3日
昨夜は見事に輝く 満月の夜だった
去年の11月2日
川のほとりの一軒家レストランで 小さな結婚式を挙げた
青空の下で 家族と友人の笑顔に囲まれての温かい結婚式だった
金銭的な理由から、あきらめていた結婚式だったけど
｢小さくてもいいから、ぜったい結婚式やったほうがいいよ！｣
と協力的で、心温かい友人たちのおかげで
できた手作りハッピー・ウエディングパーティ
イギリスから 彼のご両親が来日して 初の両家顔合わせ
英語が私よりもすっと上手な父は ここぞとばかりにおおはしゃぎだった
｢ごめんなさいね、私の父、1人でしゃべって1人で盛り上がって。
子どもみたいに一番喜んでるんです｣
彼の両親にそう告げると ニコニコして
｢いいのよ、私たちも楽しいわ｣と言ってくれた
お互いの家族が、こうして全員集まることは
国も違うし、滅多にないことだろう、と みんなが感じた
だからこそ その日一日は 思う存分にはしゃぎ
笑い、写真をいっぱい撮って、美味しいものをたべて
お祝いした
美容師の弟が髪の毛をきれいにセットしてくれて
アーティストの友人がかわいいウエディングケーキを作ってくれて
英語堪能な友人がバイリンガルの見事な司会を務めてくれて
大好きな友人がピアノを弾いて歌ってくれ、ギターを弾いて歌ってくれた
"１１月2日 この日だけは
太陽の光がいーっぱい降りそそぎますように〟
と祈ったとおり 少し暑いくらいの秋晴れになった
本当にこの上なく 幸せな結婚式だった
そして今、あれからちょうど1年がたった
家族とのつながり、友人とのつながり、人々とのつながりの中で
いつも "愛〟と "ありがとう〟を感じてる
私はちゃんと それを返せているかなと振り返る
人生って 光輝く真珠のネックレスみたい、と昔、誰かが言ったのを覚えている
一瞬一瞬、日々のキラキラとした想い出が
真珠のネックレスのように連なって 人生を創っていく
一つ一つの真珠の珠に 楽しかったことも
苦しかったことも ぎゅっと想い出がつまっているんだね
最後まで 読んでくれて ありがとう
これからも一緒に笑いましょう
