2年前の3月も、こんな風に桜のつぼみが咲き始め、春風が吹いていた。

私は3年間の留学生活と1年ほどの放浪生活を終え、2年前の春に東京に戻ってきた。

久しぶりの東京の空気。
なつかしさとともに、「あぁ、こうだったなぁ・・・」という過去の記憶が
よみがえる。

インドの空気とは、まるっきり180度違う、東京の空気。

東京に戻ってきても
私の頭の中はヨガやインドで出会った人々のことで一杯で、
起きているのに夢を見ているようだった。

地に足をつかせようと、帰国後10日で働き始めた。

日本社会復帰のリハビリを兼ね、始めたのは、自由が丘にある
オーガニック食品店の販売。

お店でお客さんと話すとき、時折、口から自然に"ソーリィ!"とか
言ってしまう.、コテコテな"留学帰りの人"になっていた私。

それから数ヶ月後、オーガニック食品店は閉店し、私は少しずつ
イギリスやインドで習ってきたヨガを教え始めた。

最初は、この東京の流れについていけず、
ヨガブームらしかぬ商業的な雰囲気に冷めている自分がいた。

でも、クールぶって冷めていても ちっとも楽しくない。。。

そして大切なことに気づいた。
どこにいようと自分の心次第、場所は関係ないのだ、と。

人との交流があって、はじめて笑顔が生まれる。

自分から心を開いて、楽しんでいく姿勢は
どこにいても変わらず 大切なコト


あれから2年・・・今、ここ母国に住んで思うことは

"やっぱり東京もいいよねぇ~"ですグッド!