二重切開(眼瞼下垂)で最も恐ろしい合併症は、びっくり目でも左右差でもハム目でもありません。
それらはデザインと術式でほとんど避けられます。
最も怖い合併症は『予定外線』です。
こればっかりは突如として起こるもので避けれません。
瞼を薄くする処置である「Roof切除」「眼輪筋削ぎ」により予定外線リスクは増えますが、そういった処置を行わなくても予定外線が出てしまう事があります。
そして予定外線が出てしまったら・・・
基本の治療は『待つ』事です。
その他には
・テーピング
・ヒアルロン酸注射
・吊り上げ縫合
・再手術
などを行う場合もあります。
今回ご紹介する患者様は二重切開後に予定外線が発生してしまった患者様です。
手術翌日より予定外線が出ております。
私の場合は、手術翌日と3日後に公式LINEに目元の写真を送って頂きます。
予定外線が出ていたら念の為にご来院をお願いしております。
経過診察となることが多いですが、緊急で処置を行うことがあります。
私は臆病なので「待つ」ことが苦手です。つい処置を行いたくなってしまう・・・
今回の患者様はテーピングと吊り上げ縫合を行いましたが、改善しませんでした。
やれることはやり・・・ですので、後は自然に治るはず(と願って)経過を見ました。
すると1ヶ月で改善し始め、3ヶ月で治りました↓
▼うめだ美容外科クリニック▼
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