眉下切開って流行ってましたよね。最近、下火になってきていると感じてはいますが・・・

 

 

私が美容外科に転科したのは5年以上前です。

その頃は眉下切開全盛期。

Instagramや広告などで年中、眉下切開の広告を見かけました。

 

かく言う美容外科になりたての私も眉下切開を年中行っておりました。

 

眉下切開は手術時間が短く(1時間程度)、リオペのリスクが少ない。

つまり売り上げが安定して高いのでクリニックとしては「美味しい手術」なのです。

 

当時は大手美容クリニック(聖心美容クリニック)に属していたので、院長や先輩からも眉下切開はほとんどの人に適応なので、勧めた方が良いと指導を受けておりました。

 

形成外科上がりの私は眼瞼下垂手術の経験は多くありましたが、眉下切開は保険ではほとんど行わないために新鮮な手術でした。

 

確かに眉下切開は良い手術だと思います。

ただし!!

 

『適応の患者様には』

 

と言う条件が付きます。

この条件を何となく理解するのに3年ぐらいかかりました。

 

最近、眉下切開が下火になってきたのも、多くの医師が上記に気がつき始めた為と予想できます。

 

 

5年前 「眉下切開はほとんどの日本人に適応」

最近  「眉下切開は決まった特定の人に適応」

 

と美容外科界が変わってきていると思います。

 

では、これまで眉下切開を受けた適応でなかった患者様はどうしたら良いのか・・・

 

残念ながら気になるのでしたら修正治療が必要です。

医療は日進月歩であり常に進化していきます。

 

昨日の医療知識は本日には間違っている

 

なんてことは日常茶飯事です。

医師はそのことは重々理解しております。

美容治療、いや医療を受ける患者様もこの事実は受け入れる必要があります。

 

 

さて本題

 

本日は眉下切開を受けた患者様です。

この患者様は眉下切開の良い適応です。

 

眉下切開の適応と非適応については以前のblogをご参照ください。

 

 

 

上:術前

下:術後1ヶ月

 

斜め比較↓

 

術後1ヶ月ですので、傷跡は赤いです。

これが通常です。個人差があり、1ヶ月でもキレイな人もいますが、通常は3〜6ヶ月かけて目立ちにくくなります。

 

『眉下切開は傷跡が目立つ手術』

 

です。メイクで誤魔化せますが、この辺りの理解もよろしくお願いたします。

 

経過です↓

 
 
 
 

 

 

 

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『眉下切開』
費用:35万円(税込)。モニター制度もございます。
リスク、副作用:腫れ、内出血、二重の乱れと消失、縦シワ左右差、傷痕