以前と言っていることが違うのではないか!!そう思われる患者様は多いと思います。
私もその一人
話すたびに「話が変わります」
なぜでしょうか??
それは『医療は日々進歩しているから』です。
美容治療も医学です。
日々アップデートされていきます。
論文や学会発表、美容の場合はSNSなどによって多くの医師が最新の治療を発表します。
また多くの治療経験を通してノウハウが積み重なっていきます。
昨日までの知識は過去のもの
つまり昨日の話は過去のもの=話すたびに話は変わります
これは悪いことはではありません。
決して話を忘れていたり、話がブレているわけではないのです。
昨日まで良いと考えていた治療が、実は良くない治療であったり
その逆もあります。
私自身も、以前は『瞼を薄くする=眉下切開』と考えておりましたが、最近では疑問視しております。
眉下切開が良くないのではありません。
瞼を薄くするのに安易に眉下切開の選択肢を取らないということです。
手術してしばらくは瞼は薄くなりますが、3〜6ヶ月すると眉が下がってきて後戻りします。
その割に傷跡が残る・・・
今では瞼を薄くするのは額リフトか二重切開で組織を減量するのを第一に考えています。
経験と情報収集でアップデートされた結果です。
しかし、この考えも明日には変わっているかもしれません。
場合によっては
「聞くたびに話が変わる医師」という考え方自体も変わっているかもしれません。