良い道具を揃えると手術が捗り、リスクや合併症を減らせます。
手術の小道具シリーズ②
前回は神経刺激装置です↓
今回は『ライト付き筋鉤』です。
筋鉤(キンコウ)は組織を持ち上げて、視野を確保する道具です。
本来の筋鉤はこちら↓
単純に鉤の先にライトが付いたという代物です。
手術用のライトはかなりの光量が必要とされるので、以前は電源コード付きのものが主流でした。
ここ10年でLEDやバッテリーの進化が著しく、今は乾電池(バッテリー)で動く明るいLEDライトです。
白黒(にないと規制がかかります。グロテスクなので)でわかりにくいですが、鈎の先が光って良く見えます。
この先まで、外のライトで光を入れるのって難しいのです。影になってしまいますし。。
10万円弱しました(ただのプラスチックな気がするけど笑)が、ここまでコスパの良い手術用製品はない!くらい良い買い物でした。
バッテリーは単3のものです。通常のアルカリ電池で光ります。
1回の手術でバッテリーはほぼほぼダメになります。
2本使用しますので、1回の手術で2本の乾電池が必要です。
鉤の大きさは2種類あります。
フェイスリフトですと大きい方が使いやすいです。
光量の調整はできませんが、必要十分な明るさかと思います。
特に熱くならない(LEDのため)ので火傷の心配もありません。
手術には術者の技術(ウデ)も必要ですが、道具のクオリティも関係します。
良い道具を使うと、手術時間が短縮されます。
当然、手術自体のクオリティも上がるでしょう。
今後も、良いと思われる道具は奮発して導入していきます。
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