ハムラ法(表も裏も)手術後の合併症の一つに「眼輪筋の麻痺」があります。
上瞼の切開系手術後に瞼が閉じにくくなるのと似ています。
下瞼の場合、眼輪筋が麻痺をすると・・・
『瞼が上がらない』
『笑いにくい』
『瞼が閉じにくい』
状態となります。
眼輪筋は一時的に麻痺を起こすことが多いです。
ほとんどの場合は、数日以内に治りますが、時と場合により6ヶ月程度続く場合があります。
具体例です↓
この患者様は裏ハムラ法を行いました。
元々、右下瞼は上がりにくかったですが、術後に顕著化しました。
患者様も「笑いにくい」症状があると仰られておりました。
この患者様の場合は、
術後3ヶ月目で改善してきて
6ヶ月でほぼ完治しました。
こういった合併症があるのは「ハムラ法」です。
全ての手術には合併症があります。
極力、発生させないように努力はしておりますが、0にはできません。
医師の義務は「予想される合併症を予め伝えること」
患者様へのお願いは「合併症が発生しても、その治療に向き合うこと」
です。
医師との信頼関係が必要かと思います。
▼うめだ美容外科クリニック▼
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