よく言われる『手術◯◯回目なので難しい』
半分正解
半分不正解
です。
初回手術よりも修正の方が難しい
修正の回数を重ねる方が難しくなる
⇧これは間違いありません。
ですが、もっと大きな要素があります。
『瘢痕組織や癒着の程度』
『組織が残っているか』
です。
この2つの要素の方が手術の回数よりも大きなファクターです。
手術10回目でも、前の執刀医がキレイな手術をされていると簡単な方もあります。
今回の患者様は…
『元格闘家?』の患者様です。
顔に何度も打撃を受けたそうです。
この辺りの問診をしていなく…(毎回、過去の仕事内容や趣味までは聞いておりません)
手術を始めてみると、
瘢痕組織ばかりで正常解剖を逸脱しておりました。
また、眼窩脂肪はかなり萎縮しており、、隔膜と挙筋腱膜が癒着している状態でした。
上:術前
下:術後4ヶ月
瘢痕組織を丁寧に除去
癒着を剥離
眼窩脂肪を引き出し
挙筋前転
を行いました。
手術時間は2時間を超えました。
術直後は瞼の開きなど、左右差を認めませんでしたが…
しばらくすると左右差が顕著化してきました。
術後3ヶ月の時点で修正手術です。
修正手術のハズが、初回手術よりも簡単に短時間に終わりました。
やや窪み感は残っておりますが、大方良い形になったと思います。
最も修正困難となるのが
『皮膚不足』
次が
『挙筋腱膜が欠損』
そして
『眼窩脂肪不足』
です。それぞれ治療法があります。
もはや美容外科というより再建外科の世界です。
難しいですが、やり甲斐を感じます。
▼うめだ美容外科クリニック▼
〒151-0053
東京渋谷区代々木2-16-14 AXT Yoyogi.Ⅱ
🚃新宿駅 新都心口改札 6番出口から徒歩3分
☎️03-6300-0050(12月1日まで繋がりません)
⏰10時〜19時(火曜•水曜 定休)
『眼瞼下垂』(自費診療です)
費用:48万円(税込)。モニター制度もございます。
リスク、副作用:腫れ、内出血、二重の乱れと消失、縦シワ左右差、傷痕、視力の変化など