おおよそ切開だと9mm以上、埋没だと12mm以上はハイリスクです。


昨日の続きです。

https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12823564274.html


幅広にする為には、二重の設定を高めに設定する必要があります。


高めにすると弊害がいくつも出てきます。


①眼瞼下垂となる

高い位置で二重を作ると、瞼を開けるのに抵抗が出てきます。

その為、瞼が開きにくく『眼瞼下垂』を引き起こします。

すると、想定以上に二重幅が広がる可能性があります。

この原理については、またの機会にblogネタにします。


②ハム目になる

まつ毛の生え際から二重設定線の間が広がるので、その部位が『ボテッ』と弛みます。

すると、まつ毛に皮膚が乗っかり…生え際が見えない、いわゆる『ハム目』となります。


③傷が目立つ、食い込みが目立つ

①②は開眼(開瞼)時の話ですが、③は閉眼(閉瞼)時の話です。


そもそも、元々二重の方の位置が6〜8mmなことが多いので、10mm以上の位置に食い込みが不自然となります。


また、設定位置が高いと食い込みが強くなります。

この原理も今度blogネタとします。



ということで、二重設定位置が高くなると多くの弊害が出ます。

ただ、幅広二重を望まれる患者様が多いのも事実であり…


幅を広げたい患者様

幅を狭めたい医師


のカウンセリングでのせめぎ合い?!相談のマト?

となります笑


私のところには、他院修正で幅を狭めたい患者様が多くいらっしゃいますので、、


やっぱり、幅は自然な位置が良い!!


ということだと…思います(^^)