二重切開(眼瞼下垂)で私が考える最も怖い合併症が「予定外線」です。
作成した二重の眉毛側で食い込んだり、余計な二重ができることを指します。
予定外線ができないように工夫をして手術を行なっておりますが、可能性を0にすることはできません。
特に「眼窩脂肪」「Roof」を切除する、つまり瞼を薄くする操作を行なった時に確率が増えます。
本日は「吊り上げ法」によって「予定外線」を修正した患者様のご紹介です。
吊り上げ法についてはこちら↓
早速経過をご紹介します。
この患者様は「二重切開」「眼窩脂肪切除」「Roof切除」「目頭切開」を行いました。
私は手術翌日と3日後には必ずDMでお写真を送って頂いております。
予定外線は発生するのは術直後ではなく(術直後にできたらその場で治せますね)、翌日〜3日後が多い為です。
この患者様も翌日に予定外線が発生し、急遽ご来院頂きました。
手術して1週間以内の場合は、傷は開かずに『吊り上げ』のみを行います。
手術1週間えお経過している場合は、残念ながら切開しての修正が必要です。
写真の通り、吊り上げをすると「瞼が閉じれません」
寝てる時に瞼が開いている状態となりますので、眼軟膏を塗ってから寝て頂きます。
吊り上げは3〜7日後に解除します。
この患者様は抜糸と同日に解除しました。
上:術前
下:術後1年弱
「吊り上げ」は二重幅を狭くする手術の場合にのみ行うものではありません。
『手術の引き出しの一つ』
です。
『眼瞼下垂』
費用:48万円(税込)。モニター制度もございます。
リスク、副作用:腫れ、内出血、二重の乱れと消失、縦シワ左右差、傷痕、視力の変化など
『目頭切開』
費用:25万円(税込)
リスク、副作用:傷跡、左右差、粘膜が見えるなど
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