クマ治療で注入治療が行われることが多いですが、この注入物によりシコリ除去のご相談も増えている傾向があります。

 

患者様は50代の女性です。

以前に複数回の注入治療を受けたそうです。

ヒアルロン酸・ベビーコラーゲン・PRP・・・など

 

写真ではわかりにくいですが、触るとシコリを触れます。

今回はシコリを除去し、クマとシワ改善の為に表ハムラ法を行いました。

 

上:術前

下:術後3ヶ月

 

経過のご紹介です↓

シコリの原因はヒアルロン酸(と思われる)ゼリー状のものでした。

 

 

表ハムラというと傷跡をご心配される方が多いでが・・・

傷跡はほとんどわからなくなります。

 

表ハムラで危惧しないといけないのは

・ダウンタイムが長い

・外反(瞼が下がって、アッカンベーになること)

ことです。

 

ダウンタイムとして、腫れ・内出血が1〜2週間は強くでます。

完全に落ち着くには3〜6ヶ月かかります。

お仕事であれば2週間のお休みを推奨しています。

 

外反が最も厄介です。

外反は一定の確率で起こります。

原因は傷の拘縮(傷が硬く縮むこと)や眼輪筋(瞼を閉じる筋肉)の麻痺などが挙げられます。

ほとんどの場合、自然に治りますが・・・3〜6かかる場合がございます。

その間、ケナコルト注射を行います。

 

 

表ハムラは他の「クマ治療」とは別世界の治療です。

効果が大きい・・・というより、表ハムラでないと改善できないクマの方がいらっしゃいます。

ある程度、年齢を重ねてくると表ハムラが適応となるケースが増えてきます

 

ただし、合併症やリスクも大きいとご認識ください。

 

 

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『表ハムラ法』

費用:45万円(税込)。モニター制度もございます。

リスク、副作用:腫れ、内出血、外反、縦シワ、左右差、傷痕、結膜浮腫など