結論としては、適応と非適応・・・そして患者様のご希望次第です。
先日までのblogの内容『脱脂』『ハムラ法』
「脱脂」と「ハムラ法」は再発リスクがあります(ハムラ法改は再発率が少ないと考えております)。
「脱脂」は目の下の膨らみだけの患者様であれば効果的です。
こういった患者様は主に20代でしょう。
30代になると多かれ少なかれ凹みが出てくる印象があります。
確かに「脱脂」は再発する可能性が高いです。
ですが、どの美容治療も『永年に続く』ものはございません。
たとえフェイスリフトをしても、老化を止められないのと同じく・・・
「ハムラ法」を行っても一生モノではありません。
つまり『再発する』から絶対ダメなんてことはありません。
「脱脂」のメリットは何と言ってもダウンタイムの短さ。
早い人ですと3日ほどで腫れが気にならなくなります。
長くても1週間ほどあれば、8~9割の腫れは引くでしょう。
気軽に受けられる→「脱脂」
これも選択肢の一つかと思います。
ただし!!
「脱脂」後に再発した場合、、
更なる治療は「再脱脂」ではありません(多くの場合)
今度こそは「ハムラ法」を行うべきです。
また、安易な脂肪注入はオススメしません。
いくらご自身の脂肪を移植するといっても(異物でないにしろ)・・・
正常とは違う方向に向かう治療です。
シコリや膨らみのリスクがございます。
脂肪注入は「最後の一仕上げ」にするべきで「最初から行う」はNGだと思います。
毎度、マニアックかつわかりにくい表現のblogで申し訳ございません。
この内容は私個人の見解になりますので、全て正解とは限りません。
そして今現在(2023年5月)の時点での見解です。
今後、新たな知見を得て「まったく異なる考え」となる可能性がございます。
医療とはそういうものです。「昨日の知識=間違ってる」ということはあり得る話です。
いつもお付き合いありがとうございます。