「ハムラ法は再発する」と最近話題ですが、そうなのでしょうか?!

私なりの見解をシリーズで綴ります。

 

 

『脱脂』『ハムラ法』の違いはお判りでしょうか?!

 表ハムラ法と裏ハムラ法の話を始めると長くなるので、今回は裏ハムラ法つまり眼窩脂肪の処理のみの話とします。

 

眼窩脂肪は正常(若い時)は膨らみがありません。

 

 アップにすると…

 

 

 

 

 

この状態が…

年齢などの変化で次第に眼窩脂肪が突出していきます。

いわゆる「眼窩脂肪ヘルニア」の状態です。

 

 

ただ眼窩脂肪ヘルニアだけの状態であれば『脱脂』だけで十分です。

 

 青い脂肪をじょきょして、赤い線の状態にします。

 

『脱脂』は眼窩脂肪を切除してボリュームの調整を行う手術です。

 

ただこう言った場合はどうでしょう?!

 

 

 

「眼窩脂肪ヘルニア」+「凹み」

この「凹み」は

・皮膚を含めた軟部組織のタルミによって下がっている

・靭帯(リガメント)によるもの

です。

つまり『脱脂』だけでは凹みに関しては全く変化がありません。

その為、脂肪移植を行う医師が多いですが、私は懐疑的です。この内容は改めてblogにします

 

この「凹み」を埋めるために『ハムラ法』が開発されました。

 

 

『ハムラ法』の術式はこういったものです。

眼窩脂肪を切除するのではなく、眼窩脂肪を下側に移動(凹み)して固定します。

 

 

まとめると

膨らみだけの患者様は『脱脂』で十分

 

膨らみ+凹みの患者様は『ハムラ法』が必要

 

となります。

しかし、この『ハムラ法』も問題があります。

次回に続く・・・
 

 

 

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