フェイスリフトといえばSMASリフトが先ず先行しますが、そもそもSMASは何かご存じでしょうか?
SMASとは「Superficial MusculoAponeurotic System」の英語略であり、
顔の皮膚の下にある表在性筋膜のことです。
簡単に言うと
「顔の皮膚と脂肪を重力に負けないように上側に引っ張っている膜」です。
こうです↑
正確にこれが『SMASだ!』というものではなく、頭皮にある「帽状腱膜」と
首にある「広頚筋」をつないでいる膜です。
頭皮が凝る・・・これは「帽状腱膜」が凝っている状態です。
広頚筋は首筋の縦に走る「シワ」の原因となっている筋肉です。
広頚筋は筋肉と言っても、非常に薄くペラペラです。
帽状腱膜も当然薄いです(腱膜ってスジです。鶏肉についている白い繊維です)
そのため『SMAS』ってそこまで厚さはありません。
薄い脂肪を含んだ膜・・・といった具合です。
明日は『SMAS』はどの深さにあるかについてネタにしようと思います。
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