その昔（2009年）
「2位じゃダメなんですか？」
って息巻いていた事業仕分けの蓮舫議員。
何もわかっていないのに
スパコンの予算をカット。
今夏の都知事選で2位になって
都知事になれず、
「2位じゃダメだったのね」
と腹落ちしたでしょうね
まぁ嫌味はさておき、
「2位じゃダメ」な世界はいくらでもあります。
結婚だって、交際だって
セカンドでいいのかい？
1996年、私がPCを買った時
「シェアはWordだけど、
日本語に変換する能力は「一太郎」が上」
と聞き、
当然のように一太郎を選んだところ・・・
メールが普及し
一太郎を添付ファイルで送ったところ
Wordを使っている人に
文字化けして読み込めないと言われ
「メモ帳」（書式設定が無しになる）で
送るしかなくなり…
結局、Wordを買い直した記憶があります。
やはり、日本語変換の優秀さよりも
「シェア1位じゃないとダメ」だったのですよ。
さて今回の自民党総裁戦も
河野太郎さんは8人中7位という結果に…。
威勢の良い事言ってたのにねぇ。
マイナ保険証で薬代削減だの
全国民に確定申告だの・・・
絶対に確定申告なんてイヤ。
理由は、私が母と妹の分をやる羽目に
なるから。
それも一度認めたら、彼が退任しても
一生、死ぬまで確定申告させられますよ！
ボタンを1つ押すだけ
って言ってたけど、
それは
「間違いがないか、くまなくチェックした上で
最後の確認のボタンを押す」って事でしょ？
本当にボタンを１つ押すだけでいいなら
国でやってよ。
全部マイナポータルに登録するから。
そして全員確定申告せよではなく、
この国から確定申告をなくしてよ。
それこそが電子化でしょ？
河野太郎だけは嫌だ。
そんな河野太郎氏も2021年の自民党総裁選で
2位でした。
それも、
岸田さんが256票、河野さんが255票。
たった1票差で敗れた…
けど、3年も経てば、そんなこと誰の記憶にも
残っていないでしょ？？
1票差だろうが
「2位じゃダメなんです」よ。
（決戦投票は岸田さん257票、河野さん170票）
私、実は窓口応対コンクールで優勝した事が
あるのです。
まだ窓口に出て3ヶ月。ライバルは全員先輩。
他の人の演技？を見ていて
「あれ？もしかして勝てるかも？」
と思いました。
すごく緊張しましたけど、
「もし1位になったら、もう来年からこの緊張を
しなくて良い」
のがモチベーションでした（笑）
先輩に囲まれ、もっと強いと思っていた駆け出しの
私は
「絶対勝たないと！」
って思いました。
でも一人だけ、手ごわい人がいました。
それは3年連続、優勝者を出している支店の先輩。
ただ最後まで観ていて
「あれ、もしかして、私、いける（勝てる）？」
って感じました。
選挙はともかく、コンクール系って多分
本人が一番、勝てるかどうか
気付いてるんじゃないですかね
呼び出し担当者が
「〇支店の人より、大きな声を出さないと
優勝できない」とか言っていました。
声の小ささを指摘されていた私は
緊張に押しつぶされそうになりながらも
必死に大きな声でやり遂げました・・・
結果、1点差で優勝しました
1位になると
「東京ディズニーランドに行けて、もう2度と
応対コンクールに出場しなくて良い」
という特典が（笑）
※同じ人が何度も優勝するのを避ける公平性の為
もしあの時負けていたら
ディズニーランドを逃すだけでなく
翌年もあのコンクールに出ないといけなかった
のですよ。
1点差でも天と地の差。
そして、1位の人は自分で気付くんだ…
って今さら知ったかも。。
まぁ私の優勝話なんて
小さな小さな話で、総理総裁の話とか
スパコンの話と並べると失礼ですけどね（笑）
でも米大統領戦だって
ヒラリーは、トランプに負けて
もう時代はハリスさんに移ってしまい
2度目のチャンスはないわけで。
あの時、勝っておかないといけなかったの
ですよね。。
ちなみに私は優勝した翌年、
転勤になりました。
そこでも私だけコンクールは免除。
でも元融資係だった先輩が
「ぇ、店内大会で優勝して、全店大会
（と言ってもブロックなので7店舗程度）
で優勝するだけでいいの？」
と
言いました。・・・
内心、カチンときました。
でも4年先輩だし大人しくしておきました
その「全店大会」で優勝するのができなくて
皆さん、毎年苦労するのに…
（でも、その方は融資係出身だったので
窓口の事情はご存知なかったと思います）
ただ腹が立つのが、これまた
外回りから内勤に異動になった上司で。
「大会には出られなくても、練習には
参加できる」
とか言いまして。
前の支店では、
優勝した翌年はお客様役とかをやって
指導の立ち位置だったのに、
私に残業して練習しろって言うのですよ？
これには苛立ちMAX。
また私にいちから、
季節の挨拶から練習しろと？
※最初に
①所作・挨拶を練習（基本）
次に
②商品知識を説明できるように（知識）
練習。
でも勝敗を分けるのは
③＋アルファの部分で
「熱意（表情？個性？天性？）」なんですよ。
でも先輩は「たった2回で？」と言ってたし
上司は「練習はできる」とか言うし・・・
私、むかつき過ぎて
本番の勢いで全力で③までの仕上がった演技を
しました。
BGMも止まった、夕刻のロビー…
しーんと静まり返り、他の係の方にも丸聞こえ。
気難しい支店長も見学されていて
ほんと、
フツーに練習でも憂鬱で緊張しますよ
練習終了の瞬間、支店長が
「さすがやねー、みぎこさん
」
と絶賛しながら、去っていきました。
そして私の練習は1回で終わり
そうでなくても、忙しい業務の後
残業しながらの練習タイム。
他の人の練習時間に当てた方が賢明だと
係長も気付いた模様。
そう。私だってポンコツですよ。
あの練習の前、自主トレして出勤しましたから。
でもやっぱり一度優勝した人は
「勝ち方を知っている」んですよ。
たかが窓口のコンクールでも
優勝する人は
何か「うったえる力、心を動かす力」
があるのです。
それって、商品知識の練習をしたからって
身につくものではなく、
「＋アルファの世界」なんですよね。
「熱意を込めろ」って言ってもさー
普段の感情表現が乏しい人が全力だしても
そういうのが元々できている人の
半分くらいなので、
付け焼刃の練習では
どーにもならないのです。
（だいたい、熱意を込めろというアドバイスも
私が「ここで差が付く」って
本能的に
気付いていたからできるわけで、
私が先輩や上司から
そのように教わったわけではないです）
つまるところ「適材適所」ですよね。
何故か銀行は「どの係もできるように」
って、配置転換させがちでしたけど、
私の友人なんて35年やってても
まだ「お客様と世間話ができない」
とか言ってますから。
営業得意なら営業で。
事務が得意なら事務で支えるって言うので
生産性向上、残業も減って良いかと
思います。
そして（もう私には関係ないけど）
窓口で優勝したら、駆け出しでも
出世できるのが当たり前であって欲しいです。
試験に受かっても年齢が来るまで
ぜんぜん昇進できないし
あれって一体何の罰ゲーム。
年功序列とか言ってるから
どんどん日本は凋落したのでは？
自分の
若い頃を語りだしたら終わり
だそうです
ふかく反省しお詫び申し上げます（笑）
お読みいただきありがとうございました。