いまだ悩み事はつきないものの
昔よりはマシになったかも…
と思う事もあります。
やっぱり辛かったのは
アラフォーあたりですかね💦
転職した後…
今思うと、人生の下積みでしたね。
能力より低い報酬だとわかっているけど
そこを辞めると、
もう転職できないんじゃないか
…そう思ってしがみついていました。
あの時の苦しい感じ、
閉塞感は
新卒が就職できないほどの人余り時代に
転職活動で苦戦したトラウマから
どうしても退職の勇気が出なかったのですよね。
私は時代の運もあって
新卒時、金融機関に勤務していました。
仕事は超キツいですけど、
お給料などの条件はまぁ良かったです。
そこを退職後
大学院を出て、PCの資格を5個も取得
したのに、なかなか転職できませんでした。
昔は終身雇用の世界が今以上に色濃く
新卒時の会社以上のところに
30代半ばの女性が転職するなど
よほどの才能が無い限り
有り得ないと言って過言でないほど
厳しかったです。
銀行員時代より学歴もアップし
若い子よりPCも出来て、
職歴は完璧、一体私の何がいけないの?
と
言ったって
28歳くらいの若い女性を希望
されていたんじゃないでしょうか?
最終面接で落とされると
「いっしょに働きたいと思われなかったのかも」
と
むしろ学歴を邪魔だと思った事すらありました。
(逆詐称するわけにもいかず)
3倍努力しても、銀行員時代の給料を
超える事はできず
OLと言うより、中間管理職みたいな
働き方を求められるような職場しか
内定が出ません。
(出ただけでもうれしかったですけど
ハードすぎてやっていく自信がなかったです…)
恩師は
「その条件なら
辞めてよそへ行ったって一緒じゃないか」
みたいに言うのです。
いや簡単に言わないでよ。
私の後輩のゼミの子なんて
4年生大学を卒業する時
結局就職できず
学生時代の歯医者のバイトを続けながら
就活を継続するしかない
って凹んでいるのに。22歳の子が!
新卒が就職できない時代に
かんたんに40女に転職とか言わないで!
…言い返せなかったですけど…。。
そんなある日、会社の再編で
私の就業条件が悪くなりました
いやお給料も下がっていないし
仕事内容も同じ。
(社保なども同じですよ)
でも総合的には
出世の見込みなどの条件が下がったのです。
あの時は
「そんな事あるんだ…」
と数年悩みました。
本当に辞めたかったです
その頃の私は
若い頃より気配り上手になり
同僚や上司とも上手くやれていたし
職場環境は悪くなかったですが・・・。
でも下積みしても
そこで働く夢がない、希望がない。
それでも辞めると言えませんでした。
私は、職場にしがみつくしかなかったのです。
みじめでした。
辞めたら行き場がない気がして
意味もなく、焦って
「また何かの資格でも取ろうか」
と
興味のない資格の勉強をしたり
大学に無駄金を払ってしまったり。
あの時の自分の心境を思い出すと
可哀想で、慰めてあげたくなります。
「だいじょうぶ、そんなに心配しなくても
あなたは15年後
ぜんぜん路頭に迷ってないよ」
って…。
でもあの時は
そんな未来、描けませんでした。
「その日暮らし」の気分でした。
いや、現実逃避の方がぴったりかな??
私は借金した事がないし
お給料以上に使った事もありません。
でもあの頃は本当に貯金が微増でした
ストレスで無駄遣いというか
何一つ、節約していないというか
年に3回旅行に行き
それ以外にもライブで遠征があり
他府県や新幹線で追いかけて・・・
何回、泊まりがあったんだよって感じで。
仕事を辞められない
と
思い詰めるほど
将来に不安があった割には
分不相応な生活でしたね。
悪循環。
本当に不思議なんですよ。
今よりずっと将来が不安で
その為に職業生活の苦しみが深く
苦労をしていた筈なのに・・・
抜け出そうとしていなかった・・・。
抜け出せないと思っていたのか
抜け出す方法をしらなかったのか
そんな事を考えられない
考えたくもない
気持ちの余裕がないから
ライブに申し込んで忘れる・・・
って感じだったのかもしれません。
そんな生活ですから
別に貧しかったわけではない。
そもそも同僚の誰より
遊んでいるわけですから
でも本当に私は楽しかったのだろうか?
というと
どうなんでしょう。
投げやりな心境
将来を考えたくない気持ちから
絶対、
キャーキャー言える事が約束されている
遊びの予定を入れていただけのような気も
しないでもないです。
何かもう少し上手く生きる方法が
あったようにも思いますが・・・。
かと言って
今振り返ってもべつに
後悔しているわけではないですよ。
あの時行った旅行、ライブ遠征
お芝居、狂言、映画なども
私の血肉であり
人生の色どりであり、
良き思い出、話のネタ、教養の一部
ですからね
ただ一方で
あそこまでしないと
私は生きていけないほど
仕事で強いストレスを抱えていた事も
また事実です。
家族は優しかったです。
私と言うより
家族の性格が良いからです。
でもここに書いた悩みを
一度も家族に話した事はありません。
仲が良いからって
話せるわけではないですよ。
母は一貫して私の事を仕事の出来る女性
だと思い込んでいて
妹は、私に職業上の悩みなどない
と思っていた事でしょう。
どなたの参考になるかわかりませんが
長い記事を書いちゃいました💦
人生には時として暗黒と言うか
下積みの時期があって・・・
何かで発散しないと耐えられない
ときって、あるのですよ。
でも
推し活だって、連続で参戦し過ぎたら飽きるし、
なんか会社の仕組みが変わるとか
勝手に人生の方が好転する事もあるし
ずーっと不安なだけの時期が続くわけでも
ないですよ。
今苦しい思いを抱えている方には
伝わったりするのだろうか…。
仕事というか転職の話は
また書きたいと思います。
読む方がご迷惑でなければw(-_-;)
★日傘は裏地付きを激オススメします、涼しいです
一枚の布で出来ている傘とぜんぜん違います
では良い一日を
お読みいただきありがとうございました。