うちの叔母夫婦は子どもがいません。

現在は我が家と割と近所に住んでいます。

(子どもの頃は我が家は郊外にいたので

離れていましたけど)

 

 

叔母は同居の祖父母を見送ったあと、

ものすごくアクティブになりました。

 

 

即座にスイミングスクールに通い

泳げなかったのに、泳げるようになり

 

ものすごい距離を泳ぎ始めました。

 

 

急に泳ぎ過ぎたのか?!

首を傷めました。

 

そして手術する事に。

(手術しないと将来歩けなくなる、と

言われたそう…)

 

 

流れ星流れ星

 

 

その手術は結構大変だったみたいですが。

 

心配し過ぎたのか

叔父まで体調を崩しました。

 

胃潰瘍かなにかで、下血したのです。

 

でも、ちゃんと通院はしていて

次の予約も入っていました。

 

 

母が毎日のように叔父の家に行って

いました。

猫ちゃんの世話もあったので。

 

 

だから叔父の体調が悪い事や通院している

事も知っていました。

 

 

流れ星流れ星

 

 

叔母から叔父を見に行ってやって欲しい

と電話が入り

母も駆けつけました。

 

 

母が「病院に行こう」と

言っても

叔父は

「〇曜日に予約が入っているから」

言って、なかなか「うん」と言いません。

 

 

でも何故か叔父が

「今日は泊まっていけば?」

と言い、

二人でダブルベッドで寝たそうです汗うさぎ

 

 

で、どんどん叔父の容態は悪化。。。

 

 

真っ黒な便が出たり、

ベッドに倒れ込むように寝こんでしまい…。

 

 

その姿を見ていた母が

行きたがらない叔父を制して

救急車を呼んだのです。。

 

 

流れ星流れ星

 

 

救急隊員の方だったか、救急の先生だったかに

「良い所に連れて来てくれた」

「危ないところだった」

言われたくらい、

 

母の判断は正しかったようで

叔父は一命をとりとめました。

 

 

私も母が「今晩、泊まるから」と言って

いたのをハッキリ覚えています。

 

救急車を呼んだのは事後報告でしたけど。

(あの頃の母には、自分で呼べるくらいの

判断力があったわけですね)

 

 

流れ星流れ星

 

 

病院に着いたら

待ち構える救急外来の先生たちに混じって

 

手術を受けて数日の叔母も立っていたそうです。

(叔母、すごい!と思いますが

叔母は、この時、人生最大の筋肉を有していたのかも🎵

 

 

叔父は胃潰瘍による貧血で輸血を受け、

そのまましばらく入院する事に

なりましたが

 

すっかり元気になって

退院できました。

 

 

※叔母も退院直後は足を引きずっていましたが

リハビリで歩いているうちに

普通に歩けるようになりました。

 

 

流れ星流れ星

 

 

母と叔母はよくケンカしているのですが(笑)

 

 

母はその度に

「あの時、うちが泊まってあげて

救急車を無理矢理呼んでいなかったら

叔父は今、生きていなかったのに!」

自分の武勇伝を話します。

 

 

まぁそうですよね。

「予約があるからいいよ」と

叔父がイヤがったら、

 

うちの妹だったら

救急車を呼ばなかったかもしれません…。

 

 

だから母はお手柄だったと思います。

 

 

流れ星流れ星

 

 

で、先日、叔母と母が電話をしていて

(スピーカーにしていたので、私も聞こえました)

 

 

あの時、母がいつものように

「私が嫌がる〇さんを制して救急車を呼んだ」

話そうとすると・・・

 

 

叔母がその話をさえぎって(?!)

 

「うちが看護師さんに、頼みまくって

〇を救急車で運んで貰って…うんぬんかんぬん」

言っていました。

 

 

母は負けじと(?)

「あの〇さんは、予約があると言って

救急車を呼ぶのを嫌がった」

って

 

一生懸命

「私がいて助かったでしょアピール」

しようとしているのですが

 

 

とにかく叔母は話をさえぎりまくり

「会う人、会う人に、夫の事を

説明してた」

とか

 

自分の「手柄だけ」を主張しまくるのでした。

 

 

スピーカーフォンだったので

叔母が全く、

母に感謝していないのがわかりました、

 

本当に心の底から1ミリも母の存在がなく

(話をさせてもくれない)

完全に「自分の手柄」で凝り固まっていた。

 

 

その様子が丸聞こえで、

わたし、ほんとうに、びっくりしました。

 

 

とにかく叔母は口が達者で、

母はもともと口下手なので

話をさえぎられまくっている母が

かわいそうになるくらい泣くうさぎ

 

 

 

そして

何故この姉妹が仲が悪いのか

理解しましたタラー

 

 

流れ星流れ星

 

 

まぁ叔母が病院で叔父の心配をした事も

病院にいるからこそ

看護師さんなどに叔父の状況を話したのも

事実でしょうよ。

 

「救急外来で診て貰うべきか?」など。。

 

 

でも救急車が勝手に家に到着したわけではなく

明らかに

最後は母が電話して呼んだのだから・・・

 

 

いやまぁこの際、細かい事実より大事な事びっくりマーク

 

(緊急事態だったので、一歩間違えたら

本当に、どうなっていたかわからないんだから)

 

 

「あのとき、お姉ちゃんがいてくれて

助かった」

じゃないの??

 

 

だって事実上

叔父と家にいたのは母だけだったのだから。

 

 

流れ星流れ星

 

 

別に母は何かくれとか言ってませんからね。

 

何かが欲しいんじゃないんですよ。

 

たった一言の

「ありがとう、助かった」

報われる事って、

この世にいっぱいあるのですよ。

 

 

流れ星流れ星

 

 

思うに、

「あの人は何もやっていない」

って

言う人は、確実に会社は親族、家族に

好かれていないと思います。

 

 

「自分だけが、こんなにやっているのに」

って

心の底から思っているから

 

他人の働きに気付かないのでしょう。

 

 

反面教師として

①まず

「他者の働きに感謝する」

(どうしても言いたいなら)

②その後で、

「自分も頑張ったと主張する」

 

この順番は絶対に忘れないように

しようと思いました。

 

 

 

70才を超えても

言われないとわからないのですよ、きっと。

 

そしてもう誰も注意してくれない。

 

私たち50代だって、もうなかなか

誰にも注意されませんよね?

 

注意して貰えたら

反発ばかりしていないで、

感謝して耳を傾けたいと思いました。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。