①更年期の認知機能低下について

友人が数年前に

極端に仕事の悩みを口にするようになりました。

通常、友だちの仕事の悩みと言えば

人間関係の愚痴

（上司や同僚、顧客などさまざま…）

が

主ですが、

彼女の悩みはとにかく

仕事が難しいという内容でした。

ずっと同じ会社に勤務していて、

仕事が難しいとは、これ如何に？

という感じですが、

最近は

「若い人の5倍くらい時間が掛かる」

とか言われると…

さすがに気にはなります。

まぁ配置替えや、

転勤でもあろうものなら

倉庫の書類一枚の場所から

覚えないといけないわけで

たしかに精神的な負担は相当なものが

あると思います。

でも転勤などがない時でも

そのように言うのです。

もしやDX化についていけていない？

とも思いましたが、そうでもなさげ…。

ただ、業種的に新しい事をどんどん

覚えないといけないみたいで

同じ事の繰り返しではない様子。

私は数年前は

その話を余り理解してあげられて

いなかったなと思います。

彼女は40代後半で閉経して

まさに更年期後半が始まって2,3年くらい…

という時期でした。

あれは…要するに

更年期症状に一つである

「精神神経系症状」

だったのだろうと、今ならわかります。

率直に言って、あまりにも

「物忘れや記憶力の低下」は

軽く思われがちです。

ホットフラッシュなんかと比べると

「こんな症状が出る人もいますよー」

的な扱い？

でも、これ本人は相当苦しい筈ですよ。

何故わかるかと言うと

実際わたしも、まさに、

今この症状に

思い当たりまくっているからです。

まず、

人の名前が出て来なくなり

次に

物の名前が出て来なくなります。

そして

理解力が落ちたような・・・。。

1個目は笑い話ですけど、

2個目になると

ちょっと人と話す仕事とかしていると

大変なんじゃないでしょうか？

「えーと、あの、ほら、あれが便利ですよ。

えーとあの会社の、うーんと…？？」

「あれ＝物の名前」「あの会社＝社名・人名」

の両方が出てこないと

話が成立しないですよね、謎解きかっっ💦

あと、理解力が落ちたのか

ゆっくり読むか

読み返すかしないと

わからない事があって

「理解力も落ちてる？？」

って、ドキッとする事が。

こんな事いままであり得なかったのに

そう言えば、ブロ友さんが

「本を読むのが遅い」

と仰っていたのも

「昔に比べて遅い」

という意味だったなら

「私も同じです」

と

言わざるをえませんね。。

最近、ブログを前のような勢いで

UPできないのは、

そのせいもあるのかな？

と思っています・・・。

ただ、元々こんな長文を書いている事

自体が、普通じゃないので（笑）

ほんと平均2000文字＝原稿用紙5枚。

まいにち、夏休みの読書感想文並みに

書こうとしている方がおかしいですよね💦

だから

そこは、余り、深く考え過ぎないように

しています

むしろ、

「書き上げるまで寝ないぞ」

と

思っていた頃と違い

「いや、もー寝ます」

って、

途中で止める方向に変わってきたので

そんなに悪い事じゃないというか

むしろ

良い傾向かも？

って思わないでもないです…

（どっちが正解か、自分でもわからないです）

さて何度か紹介している

高尾美穂先生の書籍にも

HRTの事だけでなく

「この不調はなに？」

っていう、謎の不安に応えてくれています。。

あれもこれも、そういう事だったのか！

って

腹落ちする話がいっぱい出てきて…💦

高尾先生ほど、詳しく

更年期をわかりやすく書いて下さっている方

って、まずいないと思うので

1冊あれば、いろいろ安心

◇精神神経系症状

頭痛、不眠、うつ状態、めまいや耳鳴り、物忘れなどです。

エストロゲンには脳の血流を増やしたり、脳を活性化したりするアセチルコリンという神経伝達物質の合成を促成する作用があります。

そのため、エストロゲンが減少するこの時期は、多くの人が物忘れや記憶力の低下を感じます。

いちばん親切な更年期の教科書【完全閉経マニュアル】kindle. P54.P55