昔住んでいた家の近く・・・

幼なじみのAちゃんが住んでいました。

 

 

もう夏休みの宿題を一緒にやったり

毎朝、誘い合って学校に行ったり

 

 

帰りも一緒、クラブも一緒ハート

 

 

幼なじみって、子供時代の恥ずかしい所も

いっぱい見せあってきたので

 

家族以上の存在だったりしますよね晴れ

 

 

流れ星流れ星

 

 

そんなAちゃんは、

進学しなかった事もあって

すごく早く結婚しましたおねがい

 

 

お相手は職場で知り合った方だったのですが

田舎で家業を継がないといけないとかで

 

彼は遠い田舎に帰る事になり

彼女はついて行く事を決意して結婚

となったわけですねラブラブ

 

 

Aちゃんは、就職前は

「私は一度も付き合った事がないので

このまま一生独身かもしれない」

 

って言っていたのに、

一番に結婚しちゃいました笑

 

 

(ちなみに超綺麗な子です目がハート

 

 

お父さんもお母さんも妹も弟も

何ならおばあさんも美形な感じの家系でしたよ^^

 

 

しかもお父さんは超一流企業勤務で

お母さんは上品でPTA代表とかやってる人

 

 

結婚したくなったら

恋愛でもお見合いでも

どっちでもできるでしょー

って感じの子でしたラブラブ

 

 

流れ星流れ星

 

 

話を戻します。

 

 

さて

結婚で家を出発する朝、

家の前まで見送りに行きました星

 

 

その時、

Aちゃんのお母さんが言いました。

 

 

「裏が山で、前が海なの。

すごく良い所だから、遊びに行ってやってね」

って。

 

 

「はいラブラブ

と答えながら、二の句が継げられず。

 

 

流れ星流れ星

 

 

いや、今の私は自然大好きですよっ。

 

あえて、自然を求めて出歩いている位笑

 

コンクリートジャングルは味気ない。。

 

 

でも20才だった私には

「前が海で、後ろが山!!!

そんな退屈なところで何をするの?」

って

感じで、

 

ぜーったい、行きたくないと

思っていました。。

(むしろ、帰省を待ってるわって

感じで^^;)

 

 

その頃のわたしは、東京・横浜とかに

行きたかったのです。

 

(まだ4年前にできた

ディズニーランドにさえ

行った事がなかったのですからびっくりマーク

 

 

まさにネットができる前の世界で

情報に飢えていたので。。

 

 

寺社仏閣しかなく高層ビルもない

うす暗いところから

都会の光輝く場所に行ってみたかったのですキラキラ

 

 

流れ星流れ星

 

 

そう思うと、

ネットが普及するほどに

(あれほど情報に飢えていたのに)

 

 

もはや

情報過多の時代になってしまって

 

 

今は

情報というか、ノイズから逃れたくて

 

わざわざ自然のある方に向かって

歩いてしまうのかもしれません。

 

 

だから

「もう本は必要ない」という意味ではなく

昔のようなレベルでは

雑誌的な本が必要なくなったのですよね。

 

 

充分にネットニュースやYoutube、

ブログなどで補えているから。

 

 

流れ星流れ星

 

 

私が

「都会から自然を愛するようになった」

心境の変化を親友に話したら

 

とっても不思議な事を

言われました。

 

 

親友が言うには

彼女の娘・息子は10代の頃から

自然を求めていた・・・って。

 

 

「最近の子は、疲れているのかな、

ストレスをためてて大変だな」

って

いう話をしたのですが。

 

 

ひょっとしたら

デジタルネイティブな彼ら・彼女らに

とっては

 

 

「年を取ったら、自然を愛する」

という昭和世代の思考ではなく

 

 

スマホから顔をあげて

目の前に広がる自然を眺める事が

 

最初から素晴らしい事として

存在しているのかもしれませんね。

 

 

流れ星流れ星

 

 

ちなみにAちゃんは

田舎の親戚付き合いが大変とかで

 

すぐにご家族で戻っていらっしゃいました。

 

 

その後、実家に住みながらお金を貯めて

マンションを買って

とっても幸せに暮らしていらっしゃいます。

 

 

だから私、結局、

「前は海、後ろは山」

の彼女の嫁ぎ先に遊びに行った事がないの

ですよね💦

 

 

もしかしたら、あの時だと

遊びに行っても

その場所の良さに気付けなかったかもですが。

 

 

そして今は今で、昔以上に

毎日暮らすのは

不便だろうなぁと思ったりします。

 

 

たまに訪ねて行ける帰省先があるっていうのは

憧れますけどね。

 

 

まぁ「良い所取り」みたいで

わがままな話ですが💦

 

 

流れ星流れ星

 

 

しかし、もう57才にもなると、

親世代の免許返納も笑い話ではなく

 

自分も20数年くらいしたら

返納しないといけないかもしれない

 

 

そうなった時、生きていける程度には

公共交通機関や病院、買い物に

便利な場所に住んでいたいな

って思うのですよね。

 

 

20数年なんて、すぐ来そうだし💦

 

 

結局、

若い時は都会に憧れ

気付いたら田舎に憧れ

 

でも、その実

田舎ではいきていく自信がない

という

身も蓋もない結論に至った次第です。

 

 

50代後半は終の棲家を意識する

最初なのかもしれませんね。

 

 

実際はどうでしょうか。

自宅を終の棲家にしたいと思って

リフォームしても

上手くいかないものなのか。

 

 

あるいは、自立型の施設みたいなところ

に入っても、

そこはやっぱり自由を失う場所なのか。

 

 

最終的な体力・認知機能に左右されるわけ

ですが、

 

自分の神経過敏な性格を考えたら、

 

そこでさえ暮らしていけないかも

と思って、色々勉強しているところです。

 

 

 

著者は一級建築士で、
自身で設計した介護施設の施設長を務めた人。

 

リフォームもいいのですが、

結局、場所って大事ですし、

安否確認も大事で…。

 

実は80代以降は

「生活相談」も重要かもって。

 

まだ早いとか思わず、今から

少しづつ勉強しておこうと思います。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。