②でいいのかな？
ちょっと思う事があったので
書いてみました。
電子書籍になり、
ポチッと気軽に本を買えるから
「最近は深く考えずに本を買うように
なったなー」
と思っていたのですが、
勘違いだった気がしてきました
冷静に人生を振り返ったら、
わたしの本代（特に私にお小遣いに占める割合）
こんなもんじゃない気がします。
今は青空文庫とかKindle Unlimitedとか
いくらでも安く読む方法がありますし
そもそも雑誌で読むような内容なら
ネットニュースや検索などから
簡単に得られる時代になったからです。
つまり、ネットのおかげで
無料や格安での読書が可能に
なった為、
気分的には
本を買いまくってるように感じているものの、
実際は相当「本代は浮いている」気が
してきました
この話は、50代以上の方なら
わかって下さるんじゃないですかね？
（私はちょっと趣味が多すぎて
平均より本代がかさみがちでしたけど）
昔って
スマホどころか、PCもないし、
何か知ろうと思ったら
そもそも雑誌、週刊誌、専門誌、
新聞、文庫本にハードカバーなど
必要に応じて買いまくらないと
だめだったんですよー(￣ー￣A ｱｾｱｾ…
高校野球にハマったら、高校野球の専門雑誌
スポーツ紙と
週刊ベースボールも（笑）
配達して貰っていましたし。
↑
まーまーおかしい人扱いでしたけどね
月刊ジャイアンツとか（秘）
開幕したら、選手名鑑もマストでしょ？
ぁ、中学生の頃は明星・平凡も買っていたような。
↑
今思ったら、
こういう本は友達も買っていたのに
何で共有しなかったのでしょうね？？
もしや、
友だちは切り取りして下敷きに
挟むのに忙しかったのかしら（笑）
そんな宝物を貸してくれなかった可能性も
ありますねー💦
いくらでも、タレントの写真が出てくる
今の若い方に
あの切実な気持ちはわかるまい…
化粧品にハマった時も
専門の本と特集雑誌を買っていました。
→ ヲタクまっしぐら。
最近、
MEGUMIさんがブレイクしていますけど、
私は、あーいう本を毎月2冊は買って
いましたよ。
新作・昔なら1ミリの迷いなく買い一択。
野球に美容に大忙し
つまり私は男性より野球に詳しいのに
女性より美容にも詳しいという
どっちの話題を振られても
大丈夫なタイプだったのです
オシャレは
月刊誌を複数冊買って勉強( ..)φメモメモ
音楽にハマったら音楽雑誌。
（イエモン・吉井和哉さんの発言を学習。
ぜんぶ忘れましたけどね
）
占いとかだって、ネットで出来ないから
気になる人との相性を占う為に
本を買った事も（笑）
↑
無駄な努力ですよね、当時は真剣というか
相性占いって、何であんなに楽しかったのかな
中でも、
完全に金銭感覚がバグっていたのが
マンガ＆小説関係。
当時のお小遣いを考えると
コミックとか高かったですよー。
350円とか？
（なんか、固定の為替相場と一緒くらいでしたw）
もう本当に買いまくっていて
好きな分野とか関係なく
「里中満智子さん」の漫画は見つけ次第購入。
古本屋とかもめぐったし、
立ち読みもしました。
（数少ない、紙で所持している本です。
はやく、電子書籍化して下さい＞＜。）
でも周囲に里中満智子ファンがいなかった
ので、私は「何で？？」と思って
同級生とかにゴリ押ししていました（笑）
★電子書籍化されない古事記、神社好きな方もオススメ
文庫もありますが、文字小さいかも？
マンガはすべて電子書籍化して欲しいです…💦
あとはもう小説＆エッセイですよ。
これこそ、
もう手当たり次第もいいところです
冒頭にも書きましたけど
ネットがないので
青空文庫なんてないですからねっ。
（そもそも著作権も切れていなかったかも？）
主に太宰治と芥川龍之介の本を中心に爆買い。
太宰治の解説本とか高額な本は
さすがに図書館で借りていましたけど
太宰治や芥川などが表紙の
一人ずつの文豪の生い立ちや
写真集みたいな本が売っていたのですよ（笑）
↑
知ってる方いますかねｗ？
あの本とか一体いくらだったんだろう。
1500円くらいしたのかな？
もはや値段も見ずに買いまくり。
情報に飢えていた時代なので…。
金銭感覚がバグっているとはあの事。。
小説を暗記する勢いで繰り返し読んで
しまったので、
太宰の友人が書いた伝記とか、
何でもいいから
あたらしい情報が欲しかったのですよね。
ちょっと大人になってから
村上春樹の本にもハマりましたけど
この時は少しだけ友達と話が合いました。
…でも、
結局私は小説以外の解説本とかも
読んでしまって
村上春樹ファンの子が
当然読んでいる、と思い込んで
電話でひとしきり話したら
その子に申し訳なさそうに
「ごめん、その小説まだ読んでいない」
とか言われて、絶句した記憶がw。
ネタバレどころか、解説本の説明まで
してしまうなんて…
誰か私を止めて
※ちなみに、
この子は前に一度記事に
書いたと思うのですが
出版社に勤務していて、
私よりずーっと本に触れる仕事を
されていたので、読了済と思い込んで
しまったんですけどね。。。
（じゃなきゃ、私もそこまでKYじゃないです）
村上春樹は書下ろしなので長編が多くて
1冊3000円くらいして全3巻とか。
結構な高額じゃないですか？
文庫化なんて待っていられないから
当時のお小遣い（お給料）に
換算すると
本当に、本代に対する金銭感覚は
まだまだバグっていましたね。
他にもその時々で好きになった人の
写真集とか買ってますからね。
（私は山咲千里が好きでした）
今は中古品しかなさげ…
出るたびに買っていて、
スタイルの良さ、肌の美しさに衝撃。
最近は整形したのか？
面影がないのですが
昔は本当に綺麗な人でした。
もう本当に本屋によく行きました。
と言うか、その時に
一瞬でも欲しくなった本を
たった数ページ、いや、たった数行
気になる情報が載っているだけの本でも
何の躊躇もなく
パッ
と買っていました。
「これ、無駄遣いかも」
とか、
あまり深く考えていませんでした。
リアル店舗で買うしかなかった頃は
「ここで買わないと2度と手に入らないかも」
という気持ちも強かったように思います。
安井かずみさんとか森瑤子さんとか。
ちょっと自分より年上の女性の先輩が
書いたエッセイとかも
夢中で読みましたね。
今読んでも超面白いと思えるのがこちら
↓
イケメンもいいけど、美女の喜怒哀楽って
なんて楽しいんでしょう
憧れの人もいれば、人気があったり、
流行ったりしているのを買う事も。
多忙で小説が無理な時は特に
軽いエッセイで息抜きしていたのですが
私が本を読むのがあまりに早すぎて
買っても買っても
すぐに読み終わってしまうのです。
忙しすぎて
通勤くらいしか読めない時もありましたが
電車が来るまでの数分とかで
どんどん読んでは、次の本へ…。
一体いくら本代に使ったのか
想像もつかないくらい。
旅行にハマれば、旅行の本ばかり読んで
いましたし、
映画を観に行った時も必ずパンフを
買っていました。
もう余りに本が溜まり過ぎた時は
妹の親友が本好きだったので
「車で取りにきてくれるなら
あげる」
と言って、箱であげたりしました。
箱に詰めたり、運んだりしてくれた
父が「これ本当に全部読んだの？」
とビビるほどの量でした・・・＾＾；
いや、読んでない本あげるわけないやろ
と思いつつ（笑）
ガチで手に負えない量の本でした。
とりあえず、30代前半くらいまでは
ブログとか動画とか
ネットニュースとか、
他の情報源がほぼなかったので、
書籍は本当に重要だったのです。
今は寧ろ、本屋で買わなくても
夜中に楽天で買ったり
Amazonの電子書籍を即ポチできるので
「売切れないから、今度でいいや」
と思う事も多いですね。
小学生ごろから
本代への金銭感覚がバグっていた私ですが
今の方が気軽に買えるのに
実は
本代が減りました。
ただ…
「この本、読むかな？」
とかいちいち考えている今の方が
本を読むスピード、落ちましたよ。
本の購入の失敗を恐れるようになったのです
単に
「面白いかな？」
「この値段の価値あるかな？ネットで良くない？」
だけでなく
「このサイトで買ったらポイント貰える」とか
「買い回りの時、買ったらオトクだ」とか
「まとめて買ったら1冊目が無料だ」とか
「このシリーズ、ebookjapanとKindleの両方で
持ってるかも」とか
違う事を考えているうちに
多分
「脳のリソース」を使ってしまい
「読む為の気力」を奪われているのだと思います。
怖い話ですけど、
案外、これって本質をついている気もします。
限られているのは「時間」だけではなく
「脳のリソース・気力」なんだ
って事を、
もっと真剣に考えた方がいいのかもしれません。
（まぁ家事とかにも言えますけどね）
なのでわたしは得とか無視で
「とにかくKindleで買う」
ことにしています。
「漫画はKindle Unlimited、扱いのない分だけebookjapan」
（Kindleに扱いがあれば、高くてもKindleで買う）
「書籍はKindle。koboの割引とかあっても利用しない」
「紙の本は在庫があればそれで良し」
こんな感じの管理で
「読む気力を温存する」方に使っています。
昔のように、
本代への金銭感覚がおかしかった頃の方が
パッと読んで、
一行で心を射抜かれて
「ああ、この一行の為だけに買って
良かった」
って
思っていた頃は、
興味のない本を見限るのも早かったし
どんどん知識を吸収できていたように
思います。
もう何も考えずに
ピンときたら買って
「パッと読んでダメなら次！」
って
感じでバッサバッサ斬っていくと
「本を読むのが遅いのです」
っていう
お悩みも少し減るのではないでしょうか？
まとめ
- 「このサイトで買ったらオトク？」
とか余計な事を考えない。
- 本を買う事への失敗を恐れない
（金額的にも大した事はおきない）
- それより
「読みたい」という気持ちを
最優先でパッと買ってサッと読めば
脳のリソースを読書に集中投下できる。
まだまだ続きますよ（怖）
お読みいただきありがとうございました。