上の記事に追記しようと思ったのですが、
もう少し
整理しようと思ったので、新しい記事にしました。
「うまずして何が女性か」
ネットニュースでタイトルが目に入りました。
あーあ。どこの老害の失言？かと
思いきや、上川さんですよ。
で、記事を読むと、別に
炎上するような話でもなく…「は？」
で、Xを見たら、ちゃんと
上川陽子がトレンドワードに入っていて。
(/|||￣▽)/ゲッ!!!
と思ったら、
やっぱり、タイトルしか読んでいない人が
大量発生…💦
読みもせずに怒っているの？
と、呆れました。
でも、こういう事がある度に
橘玲さんの
「日本人の3人に1人は日本語が読めない」
というデータを思い出し、
「もしや、記事を読んでも、この理解度？」
と
ちょっと恐怖を感じました。
当然、その後に来るのは
共同通信社への怒りというか不信感です。
何でこんな事をわざわざ書くのだろう？と。
あと立憲民主の逢坂誠二代表代行も
「子どもをうまない女性は女性ではないと受け取られかねない不適切な発言だ」
と、揚げ足を取って…。
私がこの時あえてＸをチェックしたのは、
見出ししか読まない、
あるいは記事を読んでも理解できない3分の1、
うむと言うワードを見ただけで
妊活女性や少子化に配慮がないと指摘する人
など、
色々な人がいる事を知りたいからです。
私および、私の周囲の人の考えだけでなく
現実には会わないような人の考えも
知っておくのは重要だと思っています。
世界の一部分だけを見て
それで世界を理解したと思ってはいけない、
何故なら
現実には出会わない人も含んで
世の中が成り立っているからです。
そういう意味では
上川さんは、やはり「脇が甘い」
という事になります。
切り取り方が悪意に満ちている
という理解のある人ばかりではないので
うむ・うまないと言ったセンシティブな言葉は
もう自分の中の放送禁止用語に指定する位の
気持ちでいないといけない、
PVの為なら、わざと妙なタイトルで記事を
UPしてくるマスコミも待ち構えていますし、
見出ししか読まない人が「大多数」かもしれず
野党にもつまらぬ揚げ足を取られてしまうわけで。
結局、上川さんは謝罪して撤回、
外相は続投となりました。
あれで辞任（更迭）されていたら
「はあ？」ってなったと思いますが
さすがにそうはなりませんでした。
これで上川さんは、名前が売れて、
学歴だの、
法相時代の実績だのを知られるという
メリットはあった…わけがなく
炎上したというだけで
イメージダウンしたのでしょうね。
政治家として、ここまで来て
「うむ」というワード一つで
妙な切り取られ方をして、
政治家生命が危うくなる・・・。
ポストが少ないほど、
熾烈な足の引っ張り合いが起こります。
どんなに優秀でも
無能な同僚に先を越されたり、
時には未来をつぶされる事は
政治以外のどの世界にもあります。
本業そっちのけで、
裏工作に奔走するひとがいるからです。
上のポストを争うひとほど
どんな手を使ってでも陥れようと
してくる人間を甘くみてはダメです。
ひょっとしたら女性の首相が出ないのも
自らが清潔すぎて
悪質な人物に足を引っ張られている事に
途中まで気付いていないせいかもしれません。
むかし、田中真紀子さんが
スカートの裾を踏まれていた
とか言ってましたよね…。
勉強も読解力も大切です。
でも
どんなに本を読もうが
どんなに長生きしようが
自分の知っている世界なんて
「わずか」なのだ
と気付く事はもっと大事です。
上川さんは
変な意味でうむという言葉を使っていないし
彼女は悪くはない。
でもとんでもなく悪知恵の働く人達と
熾烈なポスト争いをしているという
危機管理能力には欠けていたのでしょう。
理解力が乏しい人、
言葉狩りが好きな人も含んで
世界は成り立っているから
やたらに「うむ」とか言っては
ダメだったのでしょう。
私の書いている
「熾烈なポスト争い」
「足の引っ張り合い」
というのは、
公開記事では書ききれません。
ですから、正確に理解して下さる方は
なかなかいないかもしれません。
少なくとも
会社の出世争い程度の難易度ではないでしょうし…
強いて上げれば
「白い巨塔」みたいな感じですかね。
↑
昔、好きな医療ドラマというタイトルで
一番好きだと紹介した白い巨塔。
あの頃、日本ドラマは輝いていましたね
お読みいただきありがとうございました。