ある日、叔父から電話が掛かってきました。

 

本当に珍しい事。

 

叔父から電話なんて、結婚以来初めてかも。。

 

 

 

叔父が言うには

大学病院に入院するから私の母に

保証人になって欲しい

 

大学病院の保証人は同居の配偶者では

ダメとの事。

 

 

もちろん、二つ返事でOKし、

母がすっ飛んでいきました。

 

 

流れ星流れ星

 

 

通常なら

お見舞いしたいところですが

 

コロナ禍以降、はばかられると言うか、

迷いますよね。

 

 

で、叔父の方から

「お義姉さんだけでいい」

言ってきたので、

母だけが行くことに。

 

 

流れ星流れ星

 

 

まぁ言われなくても

私はまだコロナが抜けきっていなくて

私は遠慮したと思いますけどね。

 

 

自分の日記(自分あてのLINE)

を読むと

 

「罹患して21日目。

微熱を感じる、鼻づまりあり。

叔母がまた入院する」

と記載していました・・・。

 

 

21日目だったら、コロナの残骸が残っている

可能性もあって

(他の人にうつす量のウイルスはなくても

まだ残っているケースあり)

 

 

万一うつしたら、叔母が入院できなくなるので

絶対に行けないわアセアセ

 

 

流れ星流れ星

 

 

直接会って様子を見たかったし

話も聞きたかったけど

 

 

向こうが

母だけ来てくれたらいい

って言ってるので

母だけが行きました。

 

 

姪とか行くと、気を遣わせるかも

しれませんね。

特に叔母は美にかける情熱がすごい人

だったので。。

 

 

ただ…

母は普通の話でも説明したりが苦手で

難しい医療用語なんて

絶対聞いてもわからないだろうし

 

 

案の定、帰宅した母からの又聞きでは

 

「なにを聞いてきたの?」

って

余計に不安になってしまっただけでしたタラー

 

 

流れ星流れ星

 

 

母は

「肉腫やって!」

「お腹がボコッと腫れていた」

 

「余命宣告されて、あと数年の命。

何でも好きな事をして下さいって

言われたらしい」

 

 

ええええ。。。

 

 

「転移したの?」

「うん」

 

 

ええええ。

 

 

「転移したから入院するの?」

「うん、抗がん剤やって。

その抗がん剤で死ぬかもしれないって」

 

 

ええええ!!!!

 

 

「余命半年やって」

 

 

(; ̄ー ̄)...ン?

 

 

「え?さっき

あと数年の命って言ってなかった?」

 

 

「ん?どっちにしろ、余命わずかみたい」

 

 

流れ星流れ星

 

 

 

それ以上は、母に色々聞いても、

「知らん。わからん」

の連発で

 

どうしようもなく。。

 

 

抗がん剤が落ち着いたら電話しよう

思って。

 

 

その日は終わりました。

 

 

叔母は手術して抗がん剤も上手く行き

元気そうだったのに・・・。

 

 

 

②へつづく。

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。