このブログを書き始めて1年9か月。
一体何度「子宮全摘手術をすべきか？」
という相談を頂いたことか。
そして聞いてくる方は、
当たり前ですが、全員良性腫瘍の方です。
そして、私と同じように怖がりで心配性で
体が弱くて神経質な方なのだと思います。
余りに私と状況が似ていたのか
「会ってお話したい」
「もはや他人と思えない」
とまで言われ、
（他にも熱烈な言葉を頂いたのですが
メッセージは保存できないので消滅
）
「ぇ、わたし、ただの素人ですよ？」
と
ツッコミ入れたくなった事も
私も本当にヘタレで、ですね。
入院前日にタオル1枚詰めていなくて
妹に泣きついたくらい。
（マジで入院に間に合わないかと思いました
）
もう考えるのもイヤで
逃げ出したかったし、
決めても決めても
「やっぱりどうしよう・・・」って。
優柔不断なんですよ。
なーんにも自分で決められない、
誰か代わりに決めて、
わたし、どーしたらいいんですか？？
・・・
まぁ最近は、少しマシになったかもですが
手術を経験して強くなったからなのか？
あるいは
ブロ友さんの記事を熟読して、
私も少し
賢くなったのか
ただ一つだけ言える事は…
私のブロ友さんは、
子宮筋腫の方ばかりではなく
子宮癌で手術をされた方も
沢山いらっしゃるわけです。
そして、
私の叔母も子宮体癌を去年の今頃告知され
「子宮全摘手術を受けるかどうか」
など迷う余地（ヒマ）もなく
すぐに翌月、手術を受けていました。
子宮癌の患者さんは、
手術を迷う事より
ほかに
優先して考えなければいけない事が
たくさんあるわけです。
そこに思いを馳せるとき、
子宮筋腫の方が
「子宮全摘手術をすべきか？」
というところで
グルグルぐるぐる迷えるというのは
ある意味、幸運なんですよ、という事です。
私は偶然、カンジダで婦人科に行った時
ちょうど、子宮体癌の告知を受けた叔母と
居合わせて・・・
↑
（私は検査を受けただけ、と思い込んでいましたが）
叔母の主治医は
すぐに手術を受けるように仰り
翌月には受けていました。
私も2年前の今頃・・・
子宮筋腫が大きくなって、主治医から
子宮全摘手術をすすめられたとき・・・
主治医は
「すぐに手術を受けろ」
みたいな事は仰いませんでした。
あくまで「決めるのはあなた」
という感じで。・・・
特に手術の日程がまさに！
という感じでした。
私が「年内とかは困ります
」
と言うと
「とんでもない！
早くて来年の2月中旬以降。
まぁ3月はじめですかね」
と即答されました。
もし子宮がんだったら、100日先なんて事には
ならなかった筈。。。
もっとも、受けると決めてからも
優柔不断が発動し、
「（手術）イヤイヤ期」
に苦しめられましたよ
だってイヤすぎて
早朝目覚めては
「こ、こわい・・・
」
って思って
最後は右耳のヘルペスに
までなったのですから
どんだけメンタル弱いねん
この記事を読んだあなた様が
「みぎこさん、私の事を書いてますか？」
とか
思わなくていいです
（って言うか、思わないで下さい、
そんな特定の方に対する記事ではないので）
本当に、何人もの方に同じ質問を受けた
のですよ。
誰よりもその辛い気持ちもわかりますしね。
ただ本当に
手術を受けるべきかどうかで迷えるって
ありがたい事なんですよ。
ちなみに私は3月に手術したのですが
2月中旬の選択肢もありました。
それは2月中旬予定の方がキャンセルされた
からです。
手術を受けると言ったからって、
「考え直したい」って断ったっていいって事です。
子宮がんの話は多くは触れません。
（私は語る事ができないからです）
あくまで子宮筋腫の方向けの話となりますが、
粘膜下筋腫の場合は
小さくても、余りなめない方がいいです
症状がどんどん重くなって
何年も棒にふる羽目になります（←私）
偽閉経療法（レルミナなど）を受けていると
その時は閉経と同じですから
「あれ？子宮筋腫ってどこ行ったの～？
こんなにラクなら、痛い思いをして手術する必要
ないかも？」
って
決心が鈍るかもですが・・・
レルミナやめたら、また元に戻って
過多月経に苦しみますから
「このままでいいかも」
って、考えると期待が外れるかと
それよりは
（レルミナで）子宮筋腫を少しでも
小さくして貰ったタイミングで
全摘手術を受けた方がラクに違いない
って
方に考えられるといいかな、と思います。
出産を望んでおられる方は
また全然、違うと思います。
子宮筋腫だけ摘出可能かどうか
主治医にご相談なさって下さいね。
子宮全摘手術を受けるべきかで悩んでいる方に
「迷えるだけ幸運ですよ」
なんて、変な表現ではありますが
これは本当に
私が毎日、ブロ友さんの記事で学んだり
叔母の状況を知っているので
そう言わざるを得ないんです…。
手術を受けるべきかどうか？
は、良性腫瘍ならではの悩みで
最後は自分で決断しないといけない
のが苦しいところですが、
本当に・・・
自分で決めるしかないのですよね。
紙にメリット・デメリットを
書いてみて
メリットの方が大きいと思ったら
そちらを選ばれてはいかがでしょう。
まぁでも、良性腫瘍の子宮筋腫と言えども
本人にとっては一大事ですから
本当は・・・
主治医以外でもいいので、
ゆっくり時間を取って相談できる窓口
みたいなものがあればいいのですけどね。
そこまでは保険内ではできないんでしょうね。。
どうかこの記事を読んで下さった全ての方が
健康でしあわせに過ごせますように。
祈りをこめて。
お読みいただきありがとうございました。