以前は毎年元旦に行っていました。
前の座席のおじいさんが、
お嫁さんにお年玉をあげているのを見て
「あー、幸せって自分で築くものなんだな」
ってしみじみ感じたのを思い出します。
「舅なんて鬱陶しいもの」
って言うけど
嫁より経験値が高いんだから
舅が嫁をねぎらえば
少しは上手くいきますよ。・・・
他の人を見習って同じようにえらそうにして
嫁に煙たがられる必要はないですよね。
伊勢神宮へ向かう特急の中で
人生勉強させて貰った気分でした(笑)
さて我が家から伊勢方面は日帰りで行けます。
以前1度だけ泊まった事がありますが
その時は「まわりゃんせ」という周遊券を買って
水族館や遊覧船に乗ったり、
それはそれで楽しかったですよ^^
旅館の食事が多すぎて
私には拷問だったので
旅館側も少しは変わって欲しいんですけどね^^;
みんなお腹を空かせていた時代は
食べきれない御馳走は夢みたいだったかもですが
そういう世代も高齢になり
そんな量食べられないんですから^^;
前置きが長くなりました。
★特急しまかぜの説明は別記事でUPします
★御守りと御朱印の記事も別記事でUPします。
連休前に日帰りで行ってきました
伊勢市駅
伊勢神宮は「外宮」「内宮」があり、
最初に外宮から参拝します。
その場合は、伊勢市駅が最寄り駅になります。
※近鉄・JRの2つが一体になっている駅です。
※私は特急の中のトイレが空いていたので
済ませましたが、JRのトイレが綺麗だそうです。
駅から外宮までは、
そのまま真っすぐ、平坦な道を
600mほどなので、徒歩で行けます。
混雑していなければ5,6分で歩けます。
外宮(豊受大神宮)境内
曇り予報だったのに、
晴れていて嬉しかったです。
駅から外宮までとても分かりやすい一本道なのですが
やはり、境内に一歩足を踏み入れると
背筋が伸びるような感覚になりますね。
そして
だだっ広くて、まず広さに癒されます。
思ったより人も少なくて、
もう屋外ではマスクも不要なので
あー、空気がおいしい
って感じました。
火除橋(ひよけばし)
左手にある手水舎で手を洗って、表参道へ…。
鳥居をくぐる際、もう一度お辞儀します。
お天気が良すぎて暑い位でしたが
程よい木陰に救われました
★参道を進むと
正宮に行く前に、御守り授与所がありますが
参拝の帰りに寄ります。
正宮(しょうぐう)
外宮の「正宮」です。
御祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)
食物・穀物を司る神様
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の朝夕のお食事を
奉る神として有名。
転じて、
衣食住をはじめあらゆる産業の守り神として
崇敬されています。
正宮では個人的なお願い事はせず、
御守り頂いた事、参拝に来られた事の
御礼だけを言います。
三つ石
正宮参拝のあと、別宮にすすむ前に
しめ縄に囲まれた「石」が目に入ります
何の説明も掲示されていないのですが、
気になって
一瞬、足が止まります。
これは「三つ石」と言います。
式年遷宮でお祓いをする場所だそうで
この石に手をかざすとパワーを貰えるそうです!
でも手が届かないんですけどっ
わたしにも
パ、パワーをっっ。。
ここから別宮(わけみや)の参拝を行います。
参拝順路は
正宮 → 多賀宮 → 土宮 → 風宮です。
では、多賀宮へ行きます。
多賀宮(たかのみや)の階段
三つ石のすぐそばの池を渡ると(亀石の上)
多賀宮へ続く98段の階段があります。
割と急ですが
この写真の階段を登って右の階段を少し登ればいいので
登れる方は
参拝した方がいいですよ。
登れない方は
多賀宮の遥拝所がありますのでそちらからどうぞ。
多賀宮(たかのみや)
多賀宮に到着
多賀宮は
豊受大御神荒魂(とようけのおおみかみのあらみたま)
です。
先ほどの「正宮」では個人的なお願い事はしませんが
こちらでは
個人的なお願い事をしていいそうです
階段を登った甲斐がありましたね
土宮(つちのみや)
「土宮(つちのみや)」です。
御祭神は「大土乃御祖神」(おおつちのみおやのかみ)です。
多賀宮の階段を降りて左手にあります。
見ての通り、
すべての社殿が簡素な造りです。
これらすべて「神明造り」と言うそうです。
風宮(かぜのみや)
風宮(かぜのみや)です。
御祭神は、級長津彦命(しなつひこのみこと)と
級長戸辺命(しなとべのみこと)
風雨を司る神。
土宮の後ろ。
つまり、多賀宮の階段を降りて右手です。
元寇で神風を起こし日本の国難を救ったとされ
それまで「社」であったのが「宮」に昇格したそうです。
休憩所・奉納舞台・勾玉池・せんぐう館
2016年に来た時はなかった場所です。
まだ新しく、無料で座る事ができます。
休憩所の左手に見える建物はせんぐう館です。
この入口に自販機があったので
お茶を買いました。
休憩所は新しく、人も少なく、お天気が良かったので
景色もよく、とても癒されました。
目の前の池は勾玉池という名前で、
池に浮かぶように奉納舞台が見えます。
視線を右にうつすと、池全体が見渡せます。
池の周囲は山というか丘というか、
背後が木の緑一色で晴れやかな気分になれました。
とても癒されました
外宮参拝は1時間弱でした。
混雑時はもう少し掛かるかもしれません。
②へつづく。
お読みいただきありがとうございました。