子宮筋腫を43歳で指摘されて以降、

40代後半で閉経すると思い待っていたのですが

まるで閉経の気配すらないまま、50代に突入しました。

 

 

でも、平均閉経年齢が50.5歳なのですから

50代前半に生理があっても不思議はないな、

と思いつつ、

閉経さえすれば、全て解決する!

たまに止血剤を飲んでは、閉経を待つ日々でした。

 

 

ナプキン代はかさみ、

行動は制限されました。

 

 

今振り返ると、

2020年のコロナ禍の時、

 

一度生理用品が買えない時があり

普通の人は1ヶ月に1週間分でしょうけど、

 

こちらは一か月の殆ど、ナプキンがないと過ごせないので

普通の人の何倍も必要で、

あの時は、買えなくて怖かったですね。

 

 

ネットでナプキンを箱買いした事もあります。

「これ使い切れなかったらどうしよう」

と思いましたが、

 

結局、

2022年の3月に子宮全摘手術を受ける日まで

閉経しなかったのですから

全然足りませんでした(笑)

 

 

と言うか、

その後、何回も買い増ししました。

 

 

私の生涯のナプキン代、

一体、いくらだったのでしょう^^;

恐ろしい…。

 

 

さて、

50代前半を、のらりくらり過ごしながら、

 

54歳の誕生日に、生理が来たのですよ。

 

 

その時、

あれ、私、54歳だけど。

まだ生理くるの?

 

…そもそもこれ生理なの?

量的には生理でしたが、

 

もしや自分は閉経していて、

不正出血が続いてるだけとか?

まで疑いました。

 

 

それくらい、

54歳の誕生日の生理には

何かショックを受けたのです。。

 

 

年齢で区切れるものではない

と今なら、わかります。

 

 

婦人科でも54歳で閉経しない事は異常でも

何でもなく、

 

卵巣を診て下さった女医さんが、元気です

と仰っていました。

 

 

それに、内診の日の出血も

排卵出血です、

と仰っていて

 

「ぇ、私、まだ排卵していたんですか?!」

とお聞きすると

「はい」

と仰っていました。

 

 

もうとっくに

無排卵月経に移行していると思い込んでいたのに

私の卵巣ときたら

まだ排卵していたのね(汗

 

 

53歳までは、50代前半のカテゴリにいたのですが

54歳ともなると

 

「何で、閉経しないの?ヤバイんじゃないの?」

と何だか無性に恐怖を感じました。

 

 

そこで多分、真剣に手術の事を調べるように

なりました。

 

 

コロナ禍を言い訳に、

(そして子宮全摘を言い渡されるのが怖く)

検診もさぼっていました。

 

 

筋腫核出術とか、考える年齢でもないのに

何でもいいから

軽く済む方法、

できれば日帰りとか、

なんとか痛くない方法はないか?

って。

 

 

でも東京在住でもないので、

「この手術を受けられる医療機関は限られます」

とかあると、がっかりしたり、

 

 

そもそも

粘膜下筋腫があると対象外の術式も

ありました。

 

 

私の子宮筋腫の大きさだと

腹腔鏡手術すら難しく、

開腹手術になるんじゃないか?

と、思いました。

 

 

開腹手術のリスクを調べました。

 

 

昔、大腸内視鏡検査を受けた時

「子宮と腸が著しく、癒着している」

という所見があり、

 

「まかり間違うと

人工肛門になるかも」

とか、怖い事を考え、

 

人工肛門って、一時的なものなの?

まさか一生?

とか、

検索しまくりました。

 

 

正直、開腹手術の傷跡とかよりも

人工肛門になると

生理の経血以上に

日常生活が制限されるから

なんのために手術するんだ、

って思って、考えるのも嫌になりました。

 

 

何故、失敗前提というか最悪を想定して

しまったのか、

自分でも不思議ですが、

ネットの検索をし過ぎると、ロクな事がないのですよね。

 

 

怖い話ばかり出て来ます。

 

 

ただ、

唯一、良かった点は

筋腫分娩」という言葉です。

 

 

粘膜下筋腫の人のみ、

子宮筋腫が突然、出てきて

大出血を起こす事がある

 

と言う事を知りました。

 

 

つまり「子宮筋腫」を「分娩」しようと

するわけですが、

勿論、子宮筋腫は産めませんから

 

死ぬ程痛い思いをして、突然大出血をする

と聞くと、

放置しない方がいいんじゃないか

と今さら思うようになりました。

 

 

子宮筋腫のうち

粘膜下筋腫の人は10人に1人くらい。

 

 

そのうち、何人が筋腫分娩をするかまでは

わかりませんが、

誰しも可能性はあるわけで、

とことん、粘膜下筋腫は厄介だ

という事ですね。

 

 

54歳の誕生日に

フツーに生理がきて、

 

「あれ?

54歳って、もう50代前半って言うより、半ばだよね?

こんな量の経血があっていいわけ?

 

もう、この調子じゃ、

今年中に閉経するとかあり得ないよね?

 

一体、あと何年、あるんだろう??」

って思って、

 

いよいよ、

婦人科に行かないといけないと思い始めました。

 

 

覚悟を決めたわけです。

 

 

ワクチンも2回打ちましたし、

行かないと、行かなきゃ…

と思いながら、

さらに、半年が過ぎました。。

 

 

結局、

私が、婦人科に行ったのは

外陰部におできのような物ができて

痛かったからです。

 

 

今思うと

デリケートな部分な上、

50代も半ばになると

50歳前後の時より

粘膜も弱っていたのか

 

 

そんなにナプキンを長期間付けていると

僅かな傷から

雑菌でも入ったのかもしれません。

 

 

入浴の際、そーっと触れると

シコリのような物がありました。

 

 

で、放置していたら、数日後

PC作業をしていて、座り直そうとした時、

「痛っ」

という感じになり、

仕方なく、女医のいる日に診察を受ける事にしました。

 

 

ただ女医さんの外来日を待っているうちに

おできそのものは

マシになっていました(笑)

 

 

ただ、不正出血が続いていたのと

子宮頸がんの検診をさぼっていたので

そちらも診ていただこうと思いました。

 

 

子宮筋腫の事も

指摘されるのはわかっていましたから

真剣に聞いてみようと

覚悟を決めました。

 

 

そしてその女医さんが

腹腔鏡下子宮全摘手術を推奨している

という情報も得て、

開腹手術を避けられたらいいな…

という一縷の望みも持ちながら…。

 

 

いざ、婦人科へ!