ダイオード療法について
今日は、資料の整理をしていて、ダイオード療法の参考情報にロックオンされてしまい、つい夢中に…。
参考とさせていただきましたのは、吉元昭治先生の「c_臨床医家のための鍼灸療法 一般診療と産婦人科領域」
のダイオード療法のページでございます。
そうか、なるほど、そうなのね!とダイオード療法について理解いたしました。
ダイオードというのは、一方向にしか電流が流れない電子素子なんですけれど、
・それを体に張り付けて、治療する。
・貼り付ける方向は、病巣に向けて。(病巣報告に張るのが難しい場合は、どうするかは見つけられなかった。例えば涌泉に貼るときとか)
・素子の種類は、わりとなんでもいいらしい。(先生の検証では、ゲルマニウムダイオードは「1S-34」、シリコンダイオードは「1S-1588」という素子を利用。現在はどちらも製造中止)
・ゲルマニウムダイオードは一般的に遅効性なので、おうちに貼ったまま帰ってもらうときに。
・シリコンダイオードは即効性があるので、治療院の施術で早く効果を出したいときに。
・ダイオードを貼ったところに「光、熱、磁気、圧力、電波」などが作用することにより、電力が発生して血流がよくなって治るのかもしれない(確証はとれてない表現でした)
先生は、治療室では、赤外線を。ご自宅では太陽光とか、こたつの赤外線(笑)をダイオードにあててもらってた模様です。
・ゲルマニウム or シリコンのダイオードの特性による治療効果の差はないっぽい(どっちでも効きそう)
・先生は、中国で発表された腕踝鍼(日本名:手根足根鍼)の区帯点に張り付けることが多い。
ということのようです。
ちなみに、足の浮腫みには三陰交に貼ると、効果の確認された例が出ておりました。ので、後で試してみよーーっと。
ダイオードの起電力は、今の時代は、Wifiだらけの電磁波スモッグがない場所がないですから、貼り付けてから日向ぼっことかしなくてもいいでしょう。
ちなみに、長野式治療のキー子スタイルでも、ダイオードリングなるものを利用するんですよ。
ダイオードリングは、痛いところに貼るだけで、かなり効果があると反応してもらっているとのことでした。
今度、どこかお痛みがでることがあったら、貼ってみよう。
それにしても、吉元先生は研究熱心な素敵な先生なのですね。
ファンになっちゃった。