少子化対策を口実にまたしても税金を上げたい人たちがいるようですね。

少子化なんて今に始まったことじゃないのにね。


ただ一つわかっていること、

財務省の犬の政治家以外は全員わかっていることは


増税して子育て世帯にばら撒く


こと ダケ は

不正解!

ということだと思います。


もう子どもを産む世代自体の人数が少ないので、

人口を増やすレベルの出生数にするのは不可能だと思いますが、

政府のやりたいことが

若者に子供を産んでもらう

ということなのであれば、

解はこれだけです。


①若者の生活を楽にする

②子育てはお金がかかるというイメージをなくす

③子どもがいるのが幸せ というイメージを刷り込む


①、②について、ちょっと変わった切り口の持論を述べたいと思います。


少子化 というとすぐに教育にお金がかかりすぎる、とか、大学まで全部公立でも2千万みたいな数字が一人歩きして、計画性のある人たちほど、第二子、第三子、を躊躇する、という意見が多いです。

ヤフコメなんかをみると

大学まで無償化しろ!とか

どこぞの地域は公立高校に予備校の先生を招く、

とか、

大学行って当たり前、塾行って当たり前、

それがデフォルトの子育て費用

みたいになっていますが、

今回問いたいのは


本当にみんなが大学に行く必要があるか?


という問題です。


日本はなんだかんだ、まだ大学進学率が50%くらいでしたっけ。


これ、全ての先進国、発展途上国の共通の問題ですよね。

とりあえず大学 は 行ったけど、

大卒に見合う仕事がない。


でも、実際問題、

本当に大学をでていないとできない仕事

ってそんなに多くないと思います。


確かに世の中で

高級取り

と言われるようなホワイトカラーの仕事は

ほとんど大卒を条件にしていたりしますが、

本当に大卒である必要がありますか??


正直言って、暴論になりますが、

国公立とMARCH、日東駒専くらいいれてもいいですが、それ以下の大学って行く価値があるのでしょうか。研究機関としての大学はさておき。


私は高校は進学校だったので、高校の友だちは皆大学に行っていますが、

中学時代の友達などは結構、高卒や専門学校、短大卒で働いていたりします。


歯科衛生士さんや、量販店や経理の事務でずっと頑張っていたり。

私が大学生だったころ、彼女達は既に働いていたので、社会人として過ごしている彼女達をすごいなぁ、偉いなぁ、と思ってみていました。

彼女たちは「私バカだからー」なんていうのですが、しっかり働いている時点で全然バカじゃないし、むしろ立派です。

地元では早々に、二児、三児の母となっている子もいました。


男の子の知り合いはあまりいませんが、地元で工場などで働いている、と聞いたことがあります。


一方で、名も無き大学でとりあえず大学に行った子も、どこかの会社で事務、とかそういう感じです。


私のいた会社には

総合職と業務職があり、

どちらも大卒が資格だと思いますが、

業務職の子たちの仕事に大卒である必要性を感じたことはありません。

見目麗しい彼女たちが大学で身につけたのは、おじさま達に笑顔で対応するスキルなのでしょうか?

それなりの会社なので、それなりの品格、

というのはわかりますが、

それって大学で身につけるものなのでしょうか?

要は、たんなるステータスと素敵な旦那様候補を見つけるためなのかな、と思ってしまいます。


この女の子たちがさっさと社会にでれば、

早い時期に子どもが生まれると思います。


男の子にしても、よくわからない大学でフラフラと4年間を過ごすより

高卒でしっかり働いたり、専門学校に行く方が

よほど安定した将来が得られるはず、


というより、

高卒、専門学校卒の人達が

安定した暮らしを築ける環境を作るべき


というのが私の主張です。


社会がどう頑張っても、

ホワイトカラー以外の仕事は必要で、

パソコンに向かう以外でも、

建築や工場、清掃、スーパー、その他サービス業などの人員は絶対に必要です。


この人達が誇りを持って豊かに暮らせる社会になれば、確実に子どもも増えます。

二十歳でそれなりに安定した収入があれば、男女ともに結婚して子どもを持とうと思えると思いますし、


大学まで卒業させなくても、

それなりの暮らしができると思えれば、

教育費を恐れずに、2人、3人と産めると思います。

教育すべきことは、

真面目に働けば道は開ける

の一点でよいのです。


親としての気持ちはわかりますが、


せめて大学くらい、、


の思い、価値観を社会全体で断ち切る、

それが大事だと思います。


そして、政治がすべきことは

大学にいかずに働く若者を優遇する、

高校までの公立教育を充実させる。


ドイツやスイスなどは中学くらいで

進学コースと職人コースみたいに分けられてしまうそうですね。そういうシステムも検討の余地があるのかもしれません。


出産一時金を増やすとか、

育休の給付金を増やすとか、

子ども手当てを増やすとか、

そういうバラマキではなく、


学歴関係なく

真面目に働く意欲のある人達が

報われる社会をつくる、

これが一番子どもを増やすことにつながると思います。


だからどうしろ、というのは難しいですが、


まず、高卒などの人達に低賃金圧力をかける

技能実習生などの移民をなくす。

最低賃金を上げる、

もちろん企業にはコストアップになりますが、

全体の賃金水準も上がるはずです。

高卒などを多く雇用する企業には補助金を出すのもいいかもしれない。


別に今のホワイトカラーが給与をもらい過ぎとは決して思いませんが、

ブルーカラーとして働きたい人が少ないのであれば、それ相応の対価を払わなければならない、

というのは経済学の需要と供給の原理でしょう。

そこを無理に移民だ、派遣だ、というふうに大企業の株主と役員がもうけるために、

需要と供給を捻じ曲げてきたのだと思います。

相対的にホワイトカラーの給与がブルーカラーに移転することとなりますが、それでいいと思います。


もちろん、誰もが我が子には

炎天下で汗水垂らすよりも、

エアコンの効いた部屋でパソコンに向かっていてほしいと思うでしょう。

気持ちは私にもよくわかりますし、

我が子も大学に行ってその道は目指します。

でも、みんなが勉強向きではない、

というのは公立の学校に行っているとよくわかります。

小学校はまだしも、公立の中学に行くとよくわかります。私は公立の中学に行ったのでわかりました。


我が夫なんかは

学問による立身出世ありき

が骨の髄までしみており、


勉強しないと貧乏になる!


と子どもに言うのが私はとても嫌なのですが。


まぁ、息子ちゃんは勉強向きの子なので、

彼は努力して勉強で身を立てればよいとおもいます。


でも、世の中には本当にいろんな人がいて、

勉強以外でもお金持ちになれる人はたくさんいるし、

お金持ちほどじゃなくても、普通の生活ができればいいと思います。


大学行かなくてもいい、

って政治家とか、自分が大学に行っている人が言うとかなり波風は立つと思いますが、

この際だから

いろいろ議論しちゃえばいいんじゃないかと思います。


意外と賛同が得られたりして。。


少なくとも、

いつまでもコロナ対策も変えずに

何兆円とワクチンと病院への給付金と

GO to Travelキャンペーンに使うお金があれば、

消費税を上げなきゃ、なんて話にはならないはずだし、

そもそもこの物価上昇と、名目賃金上昇で

国が徴収する所得税も保険料も消費税もかなり増えていると思いますがね。


国民をバカにするにもほどがあります。


今の若者はー

っていつの時代も言われますが、

たくさん頑張っているのに報われていない若者も多いと思います。


彼らにスポットを当てることこそが、

真の少子化対策になると私は思います。




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