「淡水サヨリ」がやってきた | そこものログ

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熱帯魚の写真を紹介するブログです。
主にコリドラス、プレコなど。

「淡水○○」という魚、以前から気になっていました。
何しろ海水魚の見た目で普通の淡水の熱帯魚と一緒に飼えるので、インパクトは絶大です。ただ、どうにも扱いにくい魚が多いような…淡水フグは気が荒いし、淡水カレイは餌の問題があるし、中には淡水と名前が付いていても実は汽水魚という罠も。

で、ある時ショップを見ていたらこんな魚が。「ヘミランフォドン」



_160201 011 ヘミランフォドン
_160201 011 ヘミランフォドン posted by (C)サイレス


そうか、この淡水サヨリがいた!
餌は何でもよく食べるし、性格にも難は無いようです。尖った顔の魚(ペンシルフィッシュ、スパイニーイール)は昔から好きだったんですが、顔の尖り具合ではサヨリは究極ですね。

淡水サヨリと言うとゴールデンデルモゲニーがポピュラーですが、どうもあのギラギラした光沢が苦手で。目にも光沢が乗っていて目が見えにくいんじゃないかと若干気の毒になります。
このヘミランフォドンは地味ですがクチバシがより長く、より海水魚のサヨリっぽい感じです。細かい種類は体の薄い斑点を見るとHemirhamphodon pogonognathusみたいです。
英語ではハーフビークで、上顎が下顎の半分しかないので「半分のクチバシ」という意味とか。学名もラテン語ですが同じ由来のようです。

ハーフビークでググってみたところ、レッドラインハーフビークとかゴールデンハーフビークといった派手で綺麗な種類もいるようで、そちらも欲しくなってきました。
でもHemirhamphodon pogonognathusこと無印ヘミランフォドンも、ヒレが青白く縁取られたりクチバシが赤くなったりして結構綺麗になるみたいです。


_160201 006 ヘミランフォドン
_160201 006 ヘミランフォドン posted by (C)サイレス


常に水面近くをうろうろして、餌をあげるとすごい勢いで食べています。今のところ2匹いますが、全く他の魚にも同種同士にも突っかかって行ったりする様子は見られません。
そういえばデルモゲニーは結構気が荒かったような…と後で思い出したんですが、属が違うと性質も違うんでしょうか。

サヨリは天ぷらが好きなんですが、今後はちょっと食べるのに躊躇しそうです。