『ぎり肥満1度(軽肥満)のBMI29.99で減量しないのに痩せられるかもしれないのはな~んでだ❓』
こと日本においてBMI30超え(肥満2度、中肥満)以上の人はなかなかいないものである。
とりわけ、平均的な日本人女性(身長158㎝近辺とそれ未満)においては、中肥満まで進んでいても必ずしも減量が必要だとは限らないとアタオカサイトは言っている。
😈地からのDebooのざわめき👿
BMI30がデブじゃねえ❓
それありえんだろ❓
意地悪な方の耳鳴りの言うとおりである。
普通に考えてデブゾーンだ。
『な~んでだ❓』
アタオカサイトが急かしてきた。
「うわ~、もう何だか分からないよ」
『な~んでだ❓答えは3つ』
「うわ~、まさかの逆三択」
👼天からのAbooの囁き👼
一つは相対的なもの
一つは数字のトリック
一つは勘違い
これがヒントだ。
知識をひけらかす方の耳鳴りが答えを言わず、ヒントだけ出して黙ってしまった。
読み飛ばしたところに戻ってきて読んでいることに腹を立てでもしているのだろうか?
😈地からのDebooのざわめき👿
ちょっとは自分で考えろ
一つ目は簡単だ
すると骸骨の格好をしたキャラがスマホ画面に表示された。
これは、意地悪な耳鳴りの実態の方だ。
手に何か巻きものみたいのを持っている。
画面全体に上半身がアップになると、その巻物を広げた。
ニュースの中で、裁判所から出てきた弁護団が掲げる「勝訴」とか「不当判決」とか書いてあるあれみたいなやつだ。
広げられた巻きものには大書された文字ではなく風景が映っていた。
明らかに日本の風景ではない。
サンタモニカだろうか、美しいビーチを臨む波止場のようなところだ。
美咲に脳裏には「来て、来て、来てサンタモ~ニカ~」という昭和のメロディが流れた。
そしてそこに映る人並み見て答えが分かった。
「そゆことか!海外と比べればめっちゃ痩せてるから」
『せいか~い!あと2つ』
👿地からのDebooのざわめき👿
やつらは絶対減量が必要だわな。
レベルが違う
👼天からのAbooの囁き👼
2つ目はBMIの計算方法に関係ある。
計算式は体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)だ。
単位は、kg/㎡。
電卓でBMIを計算するときは、体重÷身長の2乗よりも、体重÷身長÷身長ってやった方が簡単ですね😊
美咲は答えが思い浮かばなかった。
😈地からのDebooのざわめき👿
頭悪いな
脳が空っぽなんじゃねぇ
意地悪な耳鳴りなりのヒントなのに美咲は気づかなかった。
意地悪な言い方のせいで気が散ってしまったというわけでもなかった。
👼天からのAbooの囁き👼
体重にも身長にも関わらず誰もがおおよそ同じだけのものがある。
一番重たくて、誰でも同じような重さのものといえば頭だ。
体重が超過することであるところからは重たくなっていくが、大体5kgくらいで共通している。
頭が重たくなったとしても脂肪の厚みは太り具合に比例するはずだ。
これが体重に加算されているせいで分子が大きくなる。
この時点で、分母が小さい低身長は不利になるのだ。
身長175cmと145cmなら丸々頭一個分以上の身長差だ。
背が低いほど頭の重さが肥満度に影響するというのは分かりやすい。
分母が小さい人ほど、わずかな体重増加で太っている認定されるというのもある。
成人であれば、お腹の中に入っているものもほぼ同じだ。
背が高いと長い手足を動かすために肩周り、股関節周りの筋肉は大きくならざるえないから、この部分は身長とリンクするとしても、内臓は同じような大きさであるべきだから背が低いとこの分でも分子が増えてしまう
「うわ~、そゆこと?」
『最後の勘違いってな~んだ?』
スマホ画面には「次のページ」アイコンに到達し、ここでひとまず終わっていた。
■作者紹介
)プロクビレイター(のAbooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット
コルセットを締め上げて肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。
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